東映株式会社(9605)のセグメント情報

有価証券報告書-第102期(2024/04/01-2025/03/31)に基づく東映株式会社のセグメント情報を掲載。

報告セグメントの概要

1 報告セグメントの概要
(1)報告セグメントの決定方法
 当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績の評価をするために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
 当社グループは、取り扱うサービスの観点から事業を区分し、各事業部門が包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。
 したがって、当社グループは事業別のセグメントから構成されており、「映像関連事業」、「興行関連事業」、「催事関連事業」、「観光不動産事業」及び「建築内装事業」の5つを報告セグメントとしております。

(2)各報告セグメントに属する製品及びサービスの種類
 「映像関連事業」は、劇場用映画及びテレビ映画の製作・配給を行っております。また、これらの作品のDVD・ブルーレイディスクの製作・販売及び作品に登場するキャラクターの商品化権許諾や映像版権に関する許諾等を行っております。「興行関連事業」は、直営劇場やシネマコンプレックスの経営を行っております。「催事関連事業」は、当社グループの製作した作品関連のキャラクターショーや文化催事の企画・運営及び東映太秦映画村の運営を行っております。「観光不動産事業」は、商業施設等の賃貸及びホテルの経営を行っております。「建築内装事業」は、建築工事及び室内装飾請負等を行っております。

報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
 報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一です。報告セグメントの利益は営業利益をベースとした数値であります。セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。

セグメント別財務情報

項目 単位 映像関連事業 興行関連事業 催事関連事業 観光不動産事業 建築内装事業 全社(共通) 報告セグメント 事業セグメント合計 調整額
外部顧客への売上高 (百万円) 134,024 18,966 11,203 6,838 8,890 - - 179,922 -
セグメント間の内部売上高又は振替高 (百万円) 2,315 214 596 828 1,025 - - 4,980 -4,980
売上高 (百万円) 136,340 19,180 11,799 7,666 9,916 - - 184,903 -4,980
全事業営業利益又は全事業営業損失(△) (百万円) 33,655 782 1,269 2,542 496 - - 38,746 -3,591
資産の部 (百万円) 306,724 20,921 10,227 54,634 7,470 - - 399,978 63,660
減価償却費 (百万円) 1,533 899 323 875 8 - - 3,640 690
減損損失 (百万円) 167 - 45 - - - 213 - -
有形固定資産及び無形固定資産の増加額 (百万円) 2,484 2,987 1,646 3,750 22 - - 10,891 110
設備投資額 (百万円) 2,484 2,987 1,646 3,750 22 110 - - -
従業員数 pure 1,324 183 71 57 26 103 - - -
平均臨時雇用人員 pure 6 417 13 36 0 7 - - -