株式会社サイバーリンクス(3683)のセグメント情報

有価証券報告書-第61期(2024/01/01-2024/12/31)に基づく株式会社サイバーリンクスのセグメント情報を掲載。

報告セグメントの概要

1 報告セグメントの概要 (1) 報告セグメントの決定方法 当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。 当社は、製品・サービス別の事業部を置き、各事業部は取り扱う製品・サービスについて包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。 したがって、当社グループは事業部及び子会社を基礎とした製品・サービス別セグメントから構成されており、「流通クラウド事業」、「官公庁クラウド事業」、「トラスト事業」及び「モバイルネットワーク事業」の4つを報告セグメントとしております。 (2) 各報告セグメントに属する製品及びサービスの種類 「流通クラウド事業」は、流通食品小売業向け基幹業務クラウドサービス「@rms基幹」を主力とした食品小売業向けサービス、大手食品卸売業を主要顧客としたEDI等の卸売業向けサービス、商品画像データベース等を提供しております。 「官公庁クラウド事業」は、自治体向けに行政情報システム等の導入、保守・運用サービス、防災行政無線システムをはじめとする通信システムの施工・保守を提供しております。また、小中学校向け校務支援クラウドサービスや医療機関間の医療情報連携クラウドサービスを提供しております。 「トラスト事業」は、ブロックチェーン技術を活用したデジタル証明書発行サービス「CloudCerts」の提供のほか、「公的個人認証サービスプラットフォーム事業者」認定、「電子委任状取扱業務」認定を基礎に、マイナンバーカードを活用したトラストサービスを展開しております。 「モバイルネットワーク事業」は、株式会社NTTドコモの一次代理店であるコネクシオ株式会社と締結している「代理店契約」に基づき、二次代理店として和歌山県下にドコモショップ10店舗を運営しております。 (3) 報告セグメントの変更等に関する事項 当社グループは、2024年1月1日付で、自治体におけるシステム間の連携と業務プロセスの自動化を推進することを目的に、従来「トラスト事業」に含まれていたBPM(ビジネスプロセスマネジメント)サービスを「官公庁クラウド事業」に移管しております。これに伴い、前連結会計年度のセグメント情報については、変更後の区分方法により作成しております。

報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法 報告セグメントの利益は経常利益の数値であり、その会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。

セグメント別財務情報

項目 単位 流通クラウド事業 官公庁クラウド事業 トラスト事業 モバイルネットワーク事業 全社(共通) 報告セグメント 調整額
外部顧客への売上高 (百万円) 4,902 6,822 81 4,064 - 15,870 -
セグメント間の内部売上高又は振替高 (百万円) 195 34 8 1 - 240 -240
売上高 (百万円) 5,098 6,857 89 4,066 - 16,111 -240
経常利益又は経常損失(△) (百万円) 837 509 -81 267 - 1,533 -267
資産の部 (百万円) 3,169 6,223 66 675 - 10,135 3,416
減価償却費 (百万円) 555 211 7 1 - 776 53
のれん償却額 (百万円) - 165 - - - 165 -
受取利息 (百万円) - 2 - - - 2 0
支払利息 (百万円) 0 15 - - - 15 2
減損損失 (百万円) - 29 - - - 29 -
有形固定資産及び無形固定資産の増加額 (百万円) 873 134 28 0 - 1,037 65
設備投資額 (百万円) 873 134 28 0 65 - -
従業員数 pure 275 344 11 122 34 - -
平均臨時雇用人員 pure 26 49 - 8 5 - -
のれん (百万円) - 497 - - - 497 -