株式会社ベクター 証券コード 2656
報告書類: 臨時報告書(提出日:2023-02-20)
- (2) 異動の年月日
- 2023年2月16日
- (3) 退任監査人が監査公認会計士等となった年月日
- 2021年6月18日
- (4) 直近の監査報告書等の意見等
該当事項はありません。
- (5) 異動の決定又は異動に至った理由及び経緯
有限責任監査法人トーマツより、金融商品取引法第193条の3第1項に規定する法令違反等事実を発見したため、「速やかに、これらの事実関係を調査するために弁護士等の社外の公正中立な専門家を委員とする委員会を設置するとともに、当該事実に係る法令違反等事実の是正その他の適切な措置をとるよう」通知を受けました。
これを受け、当社は、弁護士等の社外の公正中立な専門家を委員とする調査委員会の設置準備を開始し、その委員候補者を有限責任監査法人トーマツにお伝えしたところ、四半期報告書の提出期限までの時間的制約から、委員候補者の適格性(客観性及び専門性)を評価する時間的猶予がないため、大手法律事務所の弁護士等による第三者委員会を設置するように要請を受けました。
これに対し、当社は、委員候補者は適格性(客観性及び専門性)が担保された弁護士等であると判断しており、有限責任監査法人トーマツとの間で見解が相違しています。協議の結果、有限責任監査法人トーマツから当社に対して合意解約の申入れがあり、監査契約を解除することで合意に至りました。
これに伴い、会計監査人が不在となることを回避し、適法な監査業務が継続される体制を維持するため、当社監査役会は2023年2月16日付で柴田洋氏及び大瀧秀樹氏を一時会計監査人に選任いたしました。当社としましては、2023年3月期決算における監査業務について、改めて柴田洋氏及び大瀧秀樹氏と協議を行ってまいります。なお、退任にあたり、有限責任監査法人トーマツからは、監査業務引継ぎについて、協力いただけることを確認しております。
特段の意見はない旨の回答を得ております。
妥当であると判断しております。