株式会社オートバックスセブン(9832)のセグメント情報

有価証券報告書-第78期(2024/04/01-2025/03/31)に基づく株式会社オートバックスセブンのセグメント情報を掲載。

報告セグメントの概要

1.報告セグメントの概要
 当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の 配分の決定および業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
 当社グループは、カー用品等の国内外への卸売・小売販売、ネット販売、車の買取・販売、車検・整備および自動車ディーラーを行うほかに、オートバックスグループへの店舗設備のリースおよびクレジット関連事業等を行っております。セグメント区分は、「オートバックス事業」「コンシューマ事業」「ホールセール事業」および「拡張事業」の4つを報告セグメントとしております。
 「オートバックス事業」は、国内フランチャイズ加盟法人に対してタイヤ・ホイールおよびカーエレクトロニクスなど、カー用品等の卸売を行っております。また主に国内外の一般消費者に対してカー用品等の販売、取付サービス、車の整備、車検および車の買取・販売を行っております。
 「コンシューマ事業」は、オートバックス事業以外の小売りとして、カー用品のネット販売や新車および中古車の買取・販売を行っております。
 「ホールセール事業」は、オートバックス事業以外の卸売りとして、ライフスタイルブランドをはじめとするプライベートブランド等の卸売りを行っております。
 「拡張事業」は、ファイナンス、物件・立地開発、EVソリューション等の周辺事業を行っております。  当社は、2024年5月に発表した2024中期経営計画「Accelerating Towards Excellence」において、お客様にとっての「モビリティライフのインフラ」をグローバルで目指すことを新たな方向性に掲げ、小売りと卸売りの二軸に経
営資源を集中し強化する体制への変更を進めております。この方向性に沿った取り組みを速やかに開始し戦略実行のスピードアップを図るために、当連結会計年度より、従来、「国内オートバックス事業」「海外事業」「ディーラー・BtoB・オンラインアライアンス事業」および「その他の事業」に区分したセグメントを、小売りと卸売りを軸とした報告セグメントに変更いたしました。
 なお、前連結会計年度のセグメント情報は、変更後の報告セグメントの区分に基づき作成したものを開示しております。

報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額の算定方法
 報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」におけ
る記載と概ね同一であります。

セグメント別財務情報

項目 単位 オートバックス事業 コンシューマ事業 ホールセール事業 拡張事業 全社(共通) 報告セグメント 調整額
外部顧客への売上高 (百万円) 192,130 29,039 24,494 3,861 - 249,525 -
セグメント間の内部売上高又は振替高 (百万円) 4,970 269 11,053 5,246 - 21,540 -21,540
売上高 (百万円) 197,100 29,308 35,548 9,108 - 271,065 -21,540
全事業営業利益又は全事業営業損失(△) (百万円) 22,050 -847 517 476 - 22,196 -10,070
資産の部 (百万円) 106,506 43,309 17,424 33,097 - 200,337 27,832
減価償却費 (百万円) 3,153 752 251 523 - 4,680 784
のれん償却額 (百万円) 148 179 37 - - 366 -
減損損失 (百万円) 387 - 74 - - 462 -
持分法適用会社への投資額 (百万円) 2,630 515 1,277 - - 4,422 -
有形固定資産及び無形固定資産の増加額 (百万円) 5,797 892 893 489 - 8,073 852
設備投資額 (百万円) 5,797 892 893 489 852 - -
のれん償却額 (百万円) 148 179 37 - - 366 -
報告セグメントごとの負ののれん発生益を認識する要因となった事象の概要 - - - - - - -
従業員数 pure 3,362 911 395 150 383 4,818 -
平均臨時雇用人員 pure 1,001 82 11 23 6 1,117 -
のれん (百万円) 287 8,192 213 - - 8,694 -