株式会社ナガセ(9733)のセグメント情報

有価証券報告書-第50期(2024/04/01-2025/03/31)に基づく株式会社ナガセのセグメント情報を掲載。

報告セグメントの概要

1.報告セグメントの概要
 当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業種を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
 当社グループでは、幼児から成人までの一貫した教育体系の構築に向け、主として教育対象別に包括的な方針を決定し、これに基づき事業本部等を設置し、国内、国外の事業展開の推進を図っております。
 したがって、対象生徒層や、提供する教育内容に基づき、「高校生部門」「小・中学生部門」「スポーツ事業部門」「ビジネススクール部門」の4つを報告セグメントとしております。

 なお、当連結会計年度より、従来「スイミングスクール部門」としていた報告セグメントの名称を「スポーツ事業部門」に変更しております。この報告セグメントの名称変更がセグメント情報に与える影響はありません。前連結会計年度のセグメント情報についても変更後の名称で記載しております。

 「高校生部門」においては、東進ハイスクール、東進衛星予備校、早稲田塾等で、主に高校生を対象とした教育事業を行っております。
 「小・中学生部門」においては、四谷大塚、木村塾を中心として、小学生、中学生を対象とした教育事業を行っております。
 「スポーツ事業部門」においては、イトマンスイミングスクール、イトマンスポーツスクエアとして水泳教室・フィットネスジムを運営しております。2024年12月1日付で株式会社ダンロップスポーツウェルネス(新社名:株式会社イトマンスポーツウェルネス)の全株式を取得し、連結子会社としております。
 「ビジネススクール部門」においては、主に大学生・社会人を対象とした教育事業を行っております。

報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
 報告されている事業セグメントの会計処理方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。
 報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。

セグメント別財務情報

項目 単位 高校生部門 小・中学生部門 スポーツ事業部門 ビジネススクール部門 全社(共通) 報告セグメント その他 事業セグメント合計 調整額
外部顧客への売上高 (百万円) 26,954 13,076 11,866 1,985 - 53,882 1,372 55,255 -
セグメント間の内部売上高又は振替高 (百万円) 402 67 - - - 469 718 1,188 -1,188
売上高 (百万円) 27,356 13,143 11,866 1,985 - 54,352 2,091 56,443 -1,188
全事業営業利益又は全事業営業損失(△) (百万円) 4,671 2,670 494 493 - 8,330 329 8,659 -3,794
資産の部 (百万円) 10,488 7,998 16,024 776 - 35,286 737 36,024 54,083
減価償却費 (百万円) 1,553 396 590 72 - 2,612 5 2,618 224
のれん償却額 (百万円) - 233 162 - - 395 - - -
減損損失 (百万円) 34 9 399 - - 444 3 447 -
有形固定資産及び無形固定資産の増加額 (百万円) 1,804 288 5,437 37 - 7,568 5 7,574 122
設備投資額 (百万円) 1,847 284 426 37 - - 125 - -
従業員数 pure 450 399 640 25 71 1,514 21 - -
平均臨時雇用人員 pure 6,423 721 2,718 48 135 9,910 30 - -
のれん (百万円) - 1,808 1,318 - - 3,126 - - -