報告セグメントの概要
1.報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社は、主に羽田空港において、旅客ターミナルの管理運営及び利用者に対するサービスの提供を行っており、本社に置かれた事業本部が各事業の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。
したがって、当社は、事業本部を基礎としたサービス別のセグメントから構成されており、「施設管理運営業」、「物品販売業」及び「飲食業」の3つを報告セグメントとしております。
「施設管理運営業」は、羽田空港旅客ターミナル施設の賃貸、保守・営繕、運営及びその他航空旅客に対するサービス等の役務の提供を行っております。「物品販売業」は、航空旅客等への商品販売、空港ターミナルビル会社等に対する商品卸売及びこれらに付帯する事業を行っております。「飲食業」は、羽田空港及び成田空港の利用者等に対する飲食サービスの提供、機内食の製造・販売及びこれらに付帯する事業を行っております。
報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。
セグメント間の内部売上高及び振替高は市場実勢価格に基づいております。
セグメント別財務情報
| 項目 | 単位 | 施設管理運営業 | 物品販売業 | 飲食業 | 全社(共通) | 報告セグメント | 調整額 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 外部顧客への売上高 | (百万円) | 105,540 | 147,666 | 16,716 | - | 269,923 | - |
| セグメント間の内部売上高又は振替高 | (百万円) | 3,397 | 1,711 | 963 | - | 6,072 | -6,072 |
| 売上高 | (百万円) | 108,937 | 149,377 | 17,680 | - | 275,996 | -6,072 |
| 全事業営業利益又は全事業営業損失(△) | (百万円) | 19,495 | 29,387 | 579 | - | 49,463 | -10,905 |
| 資産の部 | (百万円) | 276,521 | 62,851 | 11,582 | - | 350,955 | 119,000 |
| 減価償却費 | (百万円) | 25,595 | 1,621 | 375 | - | 27,591 | 603 |
| 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 | (百万円) | 21,725 | 2,495 | 480 | - | 24,700 | 1,491 |
| 平均臨時雇用人員 | pure | 143 | 209 | 190 | - | 542 | - |
| 従業員数 | pure | 1,093 | 70 | 561 | 165 | 2,684 | - |
日本空港ビルデング株式会社の詳細情報
詳細な財務情報や監査報酬、役員構成などは以下からご確認いただけます。