日本エコシステム株式会社(9249)のセグメント情報

有価証券報告書-第27期(2023/10/01-2024/09/30)に基づく日本エコシステム株式会社のセグメント情報を掲載。

報告セグメントの概要

1 報告セグメントの概要 (1) 報告セグメントの決定方法 当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。 当社グループは、製品・サービス別の事業拠点(事業所、営業所、出張所)を置き、各事業拠点は取り扱う製品・サービスについて横断的に相互連携的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。 したがって、当社グループは事業拠点を基礎とした製品・サービス別セグメントから構成されており、「公共サービス事業」「環境事業」「交通インフラ事業」を報告セグメントとしております。 (2) 各報告セグメントに属する製品及びサービスの種類 「公共サービス事業」は、公営競技場における、トータリゼータシステム(注)の設計・製造・販売・機器設置や一般事業者も含めた空調衛生設備等のファシリティに関わる事業、並びにトータリゼータシステムのメンテナンスに関わる事業やAIによる競輪予想サービス・警備・清掃等の運営業務に関わる事業を通じて安心・安全・快適な環境社会を実現する事業を展開しております。 「環境事業」は、排水浄化処理及び水循環に関わる事業の研究開発、製造及び販売業務並びに産業用太陽光の再生可能エネルギー発電設備の設計、施工、保守等業務並びに自社設備による売電に関わる事業を通じて環境社会に貢献する事業を展開しております。 「交通インフラ事業」は、高速道路を中心とした構造物点検、電気通信設備・ETC保守、交通管制業務、道路照明灯保守等の道路エンジニアリングに関わる事業及び維持修繕工事、事故・災害復旧工事、雪氷対策作業、土木工事、交通規制等の道路メンテナンスに関わる事業を通じて安心・安全・快適な環境社会を実現する事業を展開しております。 (注) トータリゼータシステムとは公営競技における、オッズ(購入した馬券等が的中した際の戻り倍率)の表示、集計、投票券の発券、配当金の計算、払い戻しまでの一連の業務をコンピューターで一括処理するシステムのことを指します。発券や払い戻しを行う機器を含め、業務に関わるコンピューターネットワークの総称です。

報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法 報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。 報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。

セグメント別財務情報

項目 単位 公共サービス事業 環境事業 交通インフラ事業 全社(共通) 報告セグメント その他 調整額
外部顧客への売上高 (千円) 4,407,533 1,044,845 3,465,196 - 8,917,575 384,270 -
セグメント間の内部売上高又は振替高 (千円) 26,240 68 13,273 - 39,583 16,695 -56,279
売上高 (千円) 4,433,774 1,044,913 3,478,470 - 8,957,158 400,966 -56,279
全事業営業利益又は全事業営業損失(△) (千円) 651,978 162,580 779,112 - 1,593,671 34,892 -864,244
資産の部 (千円) 3,873,119 1,372,625 1,935,135 - 7,180,879 301,178 1,770,358
減価償却費 (千円) 136,584 67,212 94,259 - 298,056 2,734 30,402
のれん償却額 (千円) 10,493 - 10,227 - 20,720 20,000 -
有形固定資産及び無形固定資産の増加額 (千円) 179,652 43,969 124,713 - 348,335 250 1,574,486
設備投資額 (千円) 179,652 43,969 124,934 1,574,486 - 250 -
従業員数 pure 96 17 106 31 - 26 -
平均臨時雇用人員 pure 127 7 89 7 - 1 -
のれん (千円) 57,699 - 14,268 - - - -