飯野海運株式会社(9119)のセグメント情報

有価証券報告書-第134期(2024/04/01-2025/03/31)に基づく飯野海運株式会社のセグメント情報を掲載。

報告セグメントの概要

1.報告セグメントの概要
 当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
 当社グループは、海運業と不動産業を軸に事業活動を展開しており、更に海運業は外航海運業と内航・近海海運業の2つの事業活動を展開しております。
 当社グループの事業活動は、経済的特徴を基礎とした製品・サービス別のセグメントから構成されており、「外航海運業」、「内航・近海海運業」及び「不動産業」の3つを報告セグメントとしております。
 「外航海運業」は、全世界にわたる水域で原油、石油化学製品、液化天然ガス(LNG)、液化石油ガス(LPG)、発電用石炭、肥料、木材チップ等の海上輸送を行っております。「内航・近海海運業」は、国内、近海を中心とした水域で液化天然ガス(LNG)、液化石油ガス(LPG)、石油化学ガス等の海上輸送を行っております。「不動産業」は、国内外の賃貸オフィスビルの所有、運営、管理、メンテナンス及びフォトスタジオを中心とした不動産関連事業を行っております。

報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額の算定方法
 報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。
 報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。
 セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。
 「外航海運業」及び「内航・近海海運業」に計上している売上高は、主に顧客との契約から生じる収益であり、その他の収益に重要性はありません。「不動産業」に計上している売上高は、主にリース取引であり、顧客との契約から生じる収益以外の収益です。

セグメント別財務情報

項目 単位 外航海運業 内航・近海海運業 不動産業 全社(共通) 報告セグメント 調整額
外部顧客への売上高 (百万円) 117,499 11,343 13,023 - 141,866 -
セグメント間の内部売上高又は振替高 (百万円) 2 - 80 - 81 -81
売上高 (百万円) 117,501 11,343 13,103 - 141,947 -81
全事業営業利益又は全事業営業損失(△) (百万円) 13,184 454 3,462 - 17,100 -
資産の部 (百万円) 143,277 22,262 109,274 - 274,813 31,618
減価償却費 (百万円) 9,795 1,728 2,431 - 13,953 162
持分法適用会社への投資額 (百万円) 4,808 - 3,992 - 8,800 -
有形固定資産及び無形固定資産の増加額 (百万円) 22,032 1,413 10,194 - 33,638 848
従業員数 pure 125 5 13 68 - -
設備投資額 (百万円) 22,032 1,413 10,194 - - -