三菱地所株式会社(8802)のセグメント情報

有価証券報告書-第121期(2024/04/01-2025/03/31)に基づく三菱地所株式会社のセグメント情報を掲載。

報告セグメントの概要

1. 報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会、その他の会議体が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。当社グループにおいて、管掌する事業・業務領域に則した共通の事業・業務目標と目標管理の責任を持つ組織単位として、複数の事業グループで構成される事業領域ごとに業績を集計し、これを報告セグメントとして業績の開示を行っております。報告セグメントの主要な内容は以下のとおりであります。

コマーシャル不動産事業      オフィスビルを中心に、商業施設・物流施設・ホテル・空港などのあらゆるアセットタイプの開発・賃貸・運営・管理事業、駐車場事業、地域冷暖房事業
丸の内事業            大手町・丸の内・有楽町地区でのオフィスビルを中心とした開発・賃貸・運営・管理事業、地域冷暖房事業
住宅事業             マンション・戸建住宅等の建設・販売・賃貸・管理・リフォーム・不動産仲介、不動産受託販売、ニュータウンの開発、余暇施設の運営、注文住宅の設計・請負
海外事業             海外における不動産開発・賃貸・管理運営
投資マネジメント事業       不動産投資マネジメント
設計監理・不動産サービス事業   建築・土木・インテリアの設計監理、内装工事等の請負、不動産仲介・管理・賃貸・不動産関係総合コンサルティング、駐車場事業
当連結会計年度より当社の組織を一部改正したことに伴い、セグメント区分についても変更いたしました。
・「丸の内事業グループ」を新設の上、大手町・丸の内・有楽町地区に係る機能を担う組織を移設し、従来の「コマーシャル不動産事業グループ」を「コマーシャル不動産事業グループ」並びに「丸の内事業グループ」に分割いたしました。
これにより、従来「コマーシャル不動産事業」、「住宅事業」、「海外事業」、「投資マネジメント事業」、「設計監理・不動産サービス事業」としていた報告セグメントを、「コマーシャル不動産事業」、「丸の内事業」、「住宅事業」、「海外事業」、「投資マネジメント事業」、「設計監理・不動産サービス事業」へ変更いたしました。
なお、前連結会計年度については、セグメント区分変更後の数値に置き換えて表示しております。

報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

2. 報告セグメントごとの営業収益、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。セグメント間の内部営業収益又は振替高は市場実勢価格に基づいております。

セグメント別財務情報

項目 単位 コマーシャル不動産事業 丸の内事業 住宅事業 海外事業 投資マネジメント事業 設計監理・不動産サービス事業 全社(共通) 報告セグメント その他 事業セグメント合計 調整額
外部顧客への売上高 (百万円) 531,228 364,459 418,522 160,661 37,941 66,197 - 1,579,011 801 1,579,812 -
セグメント間の内部売上高又は振替高 (百万円) 7,604 30,136 3,380 -474 3,027 15,991 - 59,665 10,865 70,530 -70,530
営業収益 (百万円) 538,832 394,596 421,902 160,186 40,969 82,188 - 1,638,676 11,666 1,650,343 -70,530
全事業営業利益又は全事業営業損失(△) (百万円) 124,660 96,173 48,026 45,823 11,950 10,700 - 337,335 -2,128 335,206 -25,974
資産の部 (百万円) 2,117,063 2,479,865 933,744 1,900,712 177,339 75,992 - 7,684,716 21,258 7,705,975 290,615
減価償却費 (百万円) 42,398 32,867 6,531 12,604 2,166 1,021 - 97,590 318 97,909 3,343
のれん償却額 (百万円) 12 - 358 - 1,094 377 - 1,842 - 1,842 -
減損損失 (百万円) 876 36 895 11,276 - 35 - 13,121 - 13,121 -
有形固定資産及び無形固定資産の増加額 (百万円) 152,147 31,228 78,799 191,106 418 681 - 454,379 721 455,101 8,797
設備投資額 (百万円) 151,418 29,698 73,878 184,903 - - - - - - -
(うち負ののれん償却額) (百万円) - 2,904 - - - - - 2,904 - 2,904 -
従業員数 pure 2,395 2,144 3,550 411 396 1,616 398 - 502 - -
平均臨時雇用人員 pure 950 367 4,533 35 34 1,706 74 - 53 - -
のれん (百万円) - - 2,682 - 0 3,474 - 6,157 - 6,157 -
負ののれん (百万円) 27,982 35,586 - - - - - 63,568 - 63,568 -