三井不動産株式会社(8801)のセグメント情報

有価証券報告書-第113期(2024/04/01-2025/03/31)に基づく三井不動産株式会社のセグメント情報を掲載。

報告セグメントの概要

1.報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、最高経営意思決定機関が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものです。
当社は、本社に商品別の本部を置き、各本部が所管する子会社とともに取り扱う商品・サービスについて、「賃貸事業」「分譲事業」「マネジメント事業」および「施設営業事業」を中心に事業活動を行っています。
したがって、当社は商品別の本部及び提供するサービス別のマトリクスセグメントで構成されており、そのマトリクスを提供するサービスで集約するかたちで「賃貸」「分譲」「マネジメント」「施設営業」および「その他」の5つを報告セグメントとしています。
「賃貸事業」は、オフィスビルや商業施設等の賃貸を行っています。「分譲事業」は、個人顧客向けのマンション・戸建住宅の分譲および投資家向けの賃貸住宅・オフィスビル等の分譲を行っています。「マネジメント事業」は、プロパティマネジメントや仲介・アセットマネジメント等のノンアセットビジネスを行っています。「施設営業事業」はホテル・リゾート事業やスポーツ・エンターテインメント事業を行っています。「その他」は、新築請負事業等を行っています。

報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」にお
ける記載と概ね同一です。セグメント間の内部売上高又は振替高は市場実勢価格に基づいています。  また、当連結会計年度を初年度とするグループ長期経営方針において、販売用不動産・固定資産をトータルで捉えた資産回転や海外の持分法事業の成長を利益指標として反映するため、新たに「事業利益」を設定したことに伴い、当連結会計年度よりセグメント利益を営業利益から事業利益に変更しています。
なお、前連結会計年度の報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報は、変更後の算定方法に基づき作成したものを開示しています。

セグメント別財務情報

項目 単位 賃貸 分譲 マネジメント 施設営業 全社(共通) その他 調整額
外部顧客への売上高 (百万円) 872,331 758,069 486,291 224,054 - 284,616 -
セグメント間の内部売上高又は振替高 (百万円) 24,374 400 91,020 525 - 21,010 -137,330
売上高 (百万円) 896,705 758,469 577,311 224,579 - 305,626 -137,330
全事業営業利益又は全事業営業損失(△) (百万円) 176,479 142,886 71,642 38,610 - 4,755 -61,641
資産の部 (百万円) 5,253,238 3,334,700 469,180 523,352 - 346,131 -66,747
減価償却費 (百万円) 94,979 627 10,533 21,780 - 7,758 4,836
持分法投資利益又は損失(△) (百万円) -50 -4,577 - - - 1,813 -
減損損失 (百万円) 5,222 243 1,748 2,379 - 1,300 -
有形固定資産及び無形固定資産の増加額 (百万円) 282,833 2,706 14,503 37,392 - 18,396 6,928
事業利益又は損失(△) (百万円) 176,429 167,078 71,642 38,610 - 6,569 -61,641
設備投資額 (百万円) 282,833 2,706 14,503 37,392 - 18,396 6,928
研究開発費 (百万円) 3 - 74 - - 446 -
固定資産売却損益 (百万円) - 28,769 - - - - -
従業員数 pure 2,431 1,397 12,505 4,998 564 4,735 -
平均臨時雇用人員 pure 66 815 9,149 2,248 0 0 -
従業員数 pure 1,123 126 174 129 564 30 -