ニプロ株式会社(8086)のセグメント情報

有価証券報告書-第72期(2024/04/01-2025/03/31)に基づくニプロ株式会社のセグメント情報を掲載。

報告セグメントの概要

1 報告セグメントの概要
企業会計基準第17号「セグメント情報等の開示に関する会計基準」の適用に従い、当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定および業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっております。 当社は事業部制による独立採算体制を敷き、取扱い製品にかかわらず事業部の製造、販売の実績に対して業績スライド方式で業績評価しております。従って、当社は取扱う主要製品のウエイトにより判断して「医療関連」、「医薬関連」、「ファーマパッケージング」の3つを報告セグメントとしております。 「医療関連」について 国内事業部は国内における注射・輸液関連、人工臓器関連、高機能関連、透析関連に伴う医療機器ならびに糖尿病関連、ジェネリック関連、キット製剤関連に伴う医薬品を販売しております。 国際事業部は本社が中心となり、海外での地域展開を行うため医療機器の製造拠点と販売拠点を置き、注射・輸液関連、人工臓器関連、糖尿病関連に伴う医療機器を販売しております。 「医薬関連」について 医薬事業部はキット製剤用容器に伴う製薬会社からの医薬品の受託販売をしており、国内子会社は注射剤、各種経口剤およびキット製剤を製造販売しております。 「ファーマパッケージング」について ファーマパッケージング事業部は国内における医療用硝子としての管瓶用硝子およびアンプル用硝子、硝子器材としての魔法瓶硝子、キット製剤用容器を販売しており、海外子会社は医療用硝子としての硝子生地管および硝子容器を製造販売しております。

報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。事業セグメントの利益は、営業利益をベースとした数値であります。セグメント間の内部売上高および振替高は市場実勢価格に基づいております。

セグメント別財務情報

項目 単位 医療関連 医薬関連 ファーマパッケージング 全社(共通) 報告セグメント その他 事業セグメント合計 調整額
外部顧客への売上高 (百万円) 505,078 79,125 59,262 - 643,466 1,119 644,586 -
セグメント間の内部売上高又は振替高 (百万円) 6,934 63,836 6,834 - 77,606 6,174 83,781 -83,781
売上高 (百万円) 512,013 142,962 66,097 - 721,073 7,294 728,367 -83,781
全事業営業利益又は全事業営業損失(△) (百万円) 46,632 10,625 -272 - 56,984 245 57,229 -30,631
資産の部 (百万円) 711,855 266,448 113,400 - 1,091,705 250,061 1,341,766 -171,202
減価償却費 (百万円) 34,789 15,319 7,280 - 57,389 525 57,915 4,588
のれん償却額 (百万円) 2,963 - 181 - 3,144 - 3,144 -
減損損失 (百万円) 198 32 4,603 - 4,834 - - -
有形固定資産及び無形固定資産の増加額 (百万円) 41,493 19,795 11,721 - 73,010 1,010 74,021 7,474
設備投資額 (百万円) 41,493 19,795 11,721 8,484 - - - -
研究開発費 (百万円) 12,538 9,128 - - - - - -
従業員数 pure 27,649 7,982 2,530 861 - 146 - -
平均臨時雇用人員 pure 1,138 149 63 69 - 3 - -
のれん (百万円) 13,393 - 706 - 14,099 - - -