株式会社ヨコオ(6800)のセグメント情報

有価証券報告書-第87期(2024/04/01-2025/03/31)に基づく株式会社ヨコオのセグメント情報を掲載。

報告セグメントの概要

1 報告セグメントの概要 当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会等において経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。 当社グループは、社内業績管理単位である製品別の事業部を基礎とし、対象市場や製造技術が近似しているなどの基準により事業セグメントを集約して「VCCS」「CTC」「FC・MD」「インキュベーションセンター」の4つの報告セグメントに区分しております。  「VCCS」は、車載用アンテナの基本ニーズである小型化・複合化・低背化・スマート化に応えるため、アンテナ技術・マイクロウェーブ技術に加え、モジュール化技術を駆使したアンテナシステムを開発・提供しております。  「CTC」は、主に高性能・高密度・高集積化した半導体の検査ニーズなどに応えるため、微細精密加工技術とマイクロウェーブ技術に加えMEMS技術を駆使し、半導体等の検査用コネクタを前工程検査と後工程検査の全ての領域に対して、グローバルに開発・提供しております。  「FC・MD」に含めております「FC事業」は、携帯通信端末機器の多様化・高機能化に対応した細密スプリングコネクタの製造販売を行っております。また、「MD事業」は、低侵襲治療の実現に貢献するOEMガイドワイヤ、医療用カテーテル等の設計から開発・製造まで提供しております。  「インキュベーションセンター」は、ADAS(先進運転支援システム)や自動運転、コネクテッドカーなどの新規分野において、より先進的かつ付加価値の高い戦略製品の開発に取り組んでおります。  

報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

 2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額の算定方法 報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表作成に用いた会計処理基準と概ね同一であります。報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。また、セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。

セグメント別財務情報

項目 単位 VCCS CTC FCMD インキュベーションセンター 回路検査用コネクタ 全社(共通) 車載通信機器 無線通信機器 報告セグメント その他 調整額
外部顧客への売上高 (百万円) 55,961 15,614 11,032 271 - - - - 82,879 4 -
セグメント間の内部売上高又は振替高 (百万円) - - - - - - - - - 548 -548
売上高 (百万円) 55,961 15,614 11,032 271 - - - - 82,879 553 -548
全事業営業利益又は全事業営業損失(△) (百万円) 2,838 1,479 789 -886 - - - - 4,221 0 4
資産の部 (百万円) 40,978 20,317 11,216 1,067 - - - - 73,580 125 2,573
減価償却費 (百万円) 1,636 1,666 636 54 - - - - 3,994 1 -
のれん償却額 (百万円) - 25 - - - - - - 25 - -
有形固定資産及び無形固定資産の増加額 (百万円) 2,503 870 586 11 - - - - 3,972 - -
研究開発費 (百万円) 1,372 - 874 175 2,165 - - - - - -
減損損失 (百万円) - 3 - - - - - - 3 - -
従業員数 pure 5,592 911 715 21 - 494 - - - - -
平均臨時雇用人員 pure 1,091 19 48 2 10 49 40 21 1,209 - -
のれん (百万円) - 144 - - - - - - 144 - -