大同特殊鋼株式会社(5471)のセグメント情報

有価証券報告書-第99期(2022/04/01-2023/03/31)に基づく大同特殊鋼株式会社のセグメント情報を掲載。

報告セグメントの概要

1.報告セグメントの概要 当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定および業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。 当社は、製品・サービス別の利益管理を行っており、「特殊鋼鋼材」「機能材料・磁性材料」「自動車部品・産業機械部品」「エンジニアリング」「流通・サービス」の5つを報告セグメントとしております。 「特殊鋼鋼材」は自動車・産業機械向けを中心とした構造用鋼・工具鋼等を生産・販売しております。「機能材料・磁性材料」は自動車・産業機械、電気・電子部品製造用のステンレス鋼・高合金製品および磁材製品、チタン・粉末材料等を生産・販売しております。「自動車部品・産業機械部品」は自動車および産業機械向けの型鍛造・素形材製品等を生産・販売しております。「エンジニアリング」は鉄鋼・工業炉・環境関連設備の生産およびメンテナンス事業を行っております。「流通・サービス」は不動産事業および福利厚生等のサービス事業を行っております。

報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法 報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。報告セグメントの利益は、営業利益であります。 なお、一部の連結子会社14社について、前連結会計年度より決算日を3月31日に変更、または連結決算日に仮決算を行う方法に変更したことに伴い、前連結会計年度は、主として2021年1月1日から2022年3月31日までの15か月間を連結しております。 この結果、前連結会計年度の「特殊鋼鋼材」における売上高は1,504百万円増加、セグメント利益は105百万円増加し、「機能材料・磁性材料」における売上高は2,526百万円増加、セグメント利益は158百万円増加し、「自動車部品・産業機械部品」における売上高は3,850百万円増加、セグメント利益は454百万円増加し、「流通・サービス」における売上高は4,640百万円増加、セグメント利益は179百万円増加しております。

セグメント別財務情報

項目 単位 特殊鋼鋼材 機能材料・磁性材料 自動車部品・産業機械部品 エンジニアリング 流通・サービス 全社(共通) 事業セグメント合計 調整額
外部顧客への売上高 (百万円) 214,770 219,724 101,232 18,956 23,881 - 578,564 -
セグメント間の内部売上高又は振替高 (百万円) 75,688 17,649 34,659 600 17,222 - 145,819 -145,819
売上高 (百万円) 290,458 237,373 135,891 19,556 41,104 - 724,384 -145,819
全事業営業利益又は全事業営業損失(△) (百万円) 9,771 24,286 8,217 1,425 3,293 - 46,994 -8
資産の部 (百万円) 249,650 287,681 156,361 16,866 27,046 - 737,607 36,244
減価償却費 (百万円) 7,881 9,491 7,163 334 1,183 - 26,054 -
減損損失 (百万円) 526 - 586 - - - - -
持分法適用会社への投資額 (百万円) 6,558 6,448 487 224 - - 13,718 713
有形固定資産及び無形固定資産の増加額 (百万円) 6,586 9,382 6,316 464 1,533 - 24,284 -
研究開発費 (百万円) 1,521 3,604 964 163 - - - -
設備投資額 (百万円) 6,586 9,382 6,316 464 1,533 - - -
従業員数 pure 3,357 3,711 3,324 619 993 418 - -