スペースシャワーSKIYAKIホールディングス株式会社(4838)のセグメント情報

有価証券報告書-第31期(2024/04/01-2025/03/31)に基づくスペースシャワーSKIYAKIホールディングス株式会社のセグメント情報を掲載。

報告セグメントの概要

1.報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、音楽ビジネスを始めとした、エンタテインメントに関わる多種多様な事業を展開しており、音楽イベントの主催、ライブハウス、エンタテインメントカフェの運営、アーティストマネジメントやレーベル・エージェント、音楽専門有料放送などの音楽のコンテンツを軸とした分野と、ファンプラットフォームの提供や、音楽配信の楽曲流通、ミュージックビデオやライブ映像、イベントの受託制作などのソリューションを軸とした分野を事業領域として事業の展開をしております。
(報告セグメントの変更)
当連結会計年度より、株式会社SKIYAKIとの経営統合を機に事業ポートフォリオの再構築を行い、報告セグメントを従来の「メディア」、「ライブ・コンテンツ」及び「ソリューション」の3区分から「コンテンツ」及び「ソリューション」の2区分に変更しております。このため、前連結会計年度のセグメント情報についても、変更後の報告セグメントの区分に基づき作成したものを開示しております。

報告セグメント

主な事業内容

コンテンツ

イベント事業

「SWEET LOVE SHOWER」「POP YOURS」等の主催イベントの企画運営

ライブハウス事業

ライブハウス「WWW」「WWW X」の運営

アーティストマネジメント事業

当社所属アーティストのマネジメント

レーベル・エージェント事業

音源制作、音楽出版管理、エージェント業務など

有料放送事業

「スペースシャワーTV」の編成、制作など

オンデマンド事業

「スペースシャワーオンデマンド」の運営

エンタテインメントカフェ事業

「あっとほぉーむカフェ」の運営

ソリューション

プラットフォーム事業

「Bitfan Pro」「Bitfan」の開発運営

ファンクラブ事業

アーティスト等のファンクラブ/ファンサイトの運営

EC・MD事業

グッズの企画制作やECサイト「スペシャストア」の運営

アライアンス事業

協賛広告の獲得や他社とのコンテンツの共同制作など

ディストリビューション事業

音楽配信やパッケージを通じた楽曲等の流通

映像制作事業

音楽ライブの映像収録やミュージックビデオの映像制作など

報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表を作成するために採用される会計処理の原則及び手続に準拠した方法と概ね同一であります。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。
セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。

(売上高及び売上原価の計上方法の変更)
「(会計方針の変更に関する注記)」に記載のとおり、ファンクラブ事業を営む連結子会社コネクトプラス株式会社は、当該事業を共同で運営する企業に分配すべき受取対価について、従来は売上原価に含めて表示しておりましたが、当連結会計年度より、売上高から控除して表示しております。
この変更に伴い、前連結会計年度については遡及適用後の数値を記載しており、遡及適用前と比較して前連結会計年度におけるソリューションセグメントの売上高は219,361千円減少しましたが、セグメント利益に与える影響はありません。
なお、これまで報告セグメントのセグメント利益は経常利益ベースとしていましたが、営業外損益項目の重要性が乏しくなったことから、当連結会計年度より、報告セグメントのセグメント利益を営業利益ベースに変更しております。このため、前連結会計年度の報告セグメントのセグメント利益についても、営業利益ベースに変更しております。

(収益分解区分の変更)
株式会社SKIYAKIとの経営統合を機に収益管理区分の見直しを行った結果、当連結会計年度より、顧客との契約から生じる収益を分解した情報に係る収益分解区分を従来の「メディア売上」、「ライブ・コンテンツ売上」、「ソリューション売上」、「映像制作売上」の4区分から、「メディア売上」、「ライブ・コンテンツ売上」、「エンタテインメントカフェ売上」、「ファンプラットフォーム売上」、「ディストリビューション売上」、「クリエイティブソリューション売上」の6区分に変更しております。
この変更に伴い、前連結会計年度の顧客との契約から生じる収益を分解した情報についても変更後の収益分解区分により作成したものを記載しております。

セグメント別財務情報

項目 単位 コンテンツ ソリューション 全社(共通) 報告セグメント 調整額
外部顧客への売上高 (千円) 10,026,544 10,610,585 - 20,637,129 -
セグメント間の内部売上高又は振替高 (千円) 723,348 87,095 - 810,443 -810,443
売上高 (千円) 10,749,892 10,697,681 - 21,447,573 -810,443
全事業営業利益又は全事業営業損失(△) (千円) 757,666 121,758 - 879,425 -1,975
資産の部 (千円) 2,755,650 12,368,290 - 15,123,941 835,993
減価償却費 (千円) 250,117 290,329 - 540,447 -
のれん償却額 (千円) - 93,674 - 93,674 -
受取利息 (千円) 272 3,258 - 3,531 25
支払利息 (千円) 18 1,200 - 1,218 1,136
減損損失 (千円) 49,028 - - - -
有形固定資産及び無形固定資産の増加額 (千円) 371,162 106,327 - 477,490 388,144
平均臨時雇用人員 pure 354 11 6 365 -
従業員数 pure 111 205 39 316 -
のれん (千円) - 1,217,767 - - -
設備投資額 (千円) 371,162 106,327 - - -