株式会社デジタルガレージ(4819)のセグメント情報

訂正有価証券報告書-第23期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)に基づく株式会社デジタルガレージのセグメント情報を掲載。

報告セグメントの概要

1.報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、サービス別の事業カンパニー及び子会社を置き、事業カンパニー及び子会社は、取り扱うサービスについて国内及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。
したがって、当社のセグメントは、事業カンパニー及び子会社を基礎としたサービス別に構成されており、「マーケティングテクノロジー事業」、「フィナンシャルテクノロジー事業」、「インキュベーションテクノロジー事業」及び「ロングタームインキュベーション事業」の4つを報告セグメントとしております。
「マーケティングテクノロジー事業」は、ウェブとリアルを融合した総合プロモーション事業、ウェブマーケティング及びビッグデータを活用したデータマネジメント事業、ソーシャルメディア関連の広告商品開発・マーケティング等の事業を展開しております。
「フィナンシャルテクノロジー事業」は、Eコマース(EC)等のBtoC商取引におけるクレジットカード決済及びコンビニ決済等の電子決済ソリューションの提供事業、インターネット及びEC等のシステム設計・開発・運用等の事業を展開しております。
「インキュベーションテクノロジー事業」は、ベンチャー企業への投資・育成を中心とした事業戦略支援型ベンチャー・インキュベーション事業、ソフトウエアの開発支援等の事業を展開しております。
「ロングタームインキュベーション事業」は、中長期的かつ継続的な事業利益創出を目的としたメディア開発・運営事業、ライフスタイル支援等の事業を展開しております。

従来、新規メディアの創出及び事業運営を行っておりました「メディアインキュベーション事業」は、当連結会計年度より、「ロングタームインキュベーション事業」に区分を変更しております。この区分変更は、従来の新規メディアの創出に限らず、中長期かつ継続的な事業利益の創出に取り組むことを定義するための名称変更であり、これに伴い従来「インキュベーションテクノロジー事業」に含まれていた一部の事業会社等を「ロングタームインキュベーション事業」に移管しております。

報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。
報告セグメントの利益は、税金等調整前当期純利益ベースの数値であります。
セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。

セグメント別財務情報

項目 単位 フィナンシャルテクノロジー事業 インキュベーションテクノロジー事業 ロングタームインキュベーション事業 マーケティングテクノロジー事業 報告セグメント 調整額
外部顧客への売上高 (百万円) 20,956 3,123 1,150 34,938 60,168 -
セグメント間の内部売上高又は振替高 (百万円) 7 709 19 27 765 -765
売上高 (百万円) 20,963 3,833 1,170 34,966 60,934 -765
税引前当年度純利益又は税引前当年度純損失(△) (百万円) 2,539 1,325 3,176 1,959 9,000 -1,381
減価償却費 (百万円) 643 31 28 134 837 66
のれん償却額 (百万円) 355 - 99 115 570 -
受取利息 (百万円) 12 46 0 0 58 -49
支払利息 (百万円) 1 229 2 - 232 -152
持分法投資利益又は損失(△) (百万円) -7 16 2,687 71 2,768 -
特別利益 (百万円) 10 787 834 - 1,632 1,036
特別損失 (百万円) - 7 8 51 67 0
減損損失 (百万円) - - - 25 25 -
関係会社株式売却益 (百万円) 10 787 672 - 1,471 -
持分変動利益 (百万円) - - 33 - 33 -
投資有価証券売却益 (百万円) - - - - - 1,032
のれん (百万円) 4,199 - 2,881 741 - -