日本化薬株式会社(4272)のセグメント情報

有価証券報告書-第168期(2024/04/01-2025/03/31)に基づく日本化薬株式会社のセグメント情報を掲載。

報告セグメントの概要

1.報告セグメントの概要 当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。 当社グループの報告セグメントは製品別に事業領域を置き、各事業領域は取扱う製品について国内及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。 従って、当社グループは、主に事業部門を基礎とした製品・サービス別のセグメントから構成されており、「モビリティ&イメージング事業領域」、「ファインケミカルズ事業領域」、「ライフサイエンス事業領域」の3つを報告セグメントとしております。 各報告セグメントに属する主要な製品・サービスの種類は、下表のとおりであります。

報告セグメント

売上区分

主要な製品・サービス

モビリティ&イメージング事業領域

セイフティシステムズ

エアバッグ用インフレータ、シートベルトプリテンショナー用マイクロガスジェネレータ、スクイブ

ポラテクノ

液晶ディスプレイ用部材、液晶プロジェクター用部材、X線分析装置用部材

ファインケミカルズ事業領域

機能性材料

エポキシ樹脂、マレイミド樹脂、エポキシ樹脂用硬化剤、反応性難燃樹脂、アクリル酸エステル、レジスト用紫外線硬化型樹脂、MEMS用レジスト(液状並びにドライフィルムレジスト)、LCD・半導体用クリーナー、液晶ディスプレイ用シール剤、半導体製造装置(ラミネーター、リムーバー、マウンター、UV照射機)

色素材料

インクジェットプリンタ用色素、インクジェット捺染用染料、産業用インクジェットインク、イメージセンサー用材料、調光ガラス用二色性色素、近赤外線吸収剤、繊維用及び紙用染料、樹脂用着色剤、感熱顕色剤、顔料誘導体(シナジスト)

触媒

アクリル酸製造用触媒、アクロレイン製造用触媒、メタクリル酸製造用触媒

ライフサイエンス事業領域

医薬

抗悪性腫瘍剤、生物学的製剤、循環器用剤、光線力学診断用剤、体外診断用医薬品、血管内塞栓材、医薬原薬・中間体、食品添加物、健康食品素材、食品品質保持剤、洗浄除菌剤

アグロ

殺虫剤、除草剤、殺菌剤、殺ダニ剤、防疫用殺虫剤、土壌殺菌剤、動物忌避剤

不動産

不動産賃貸

報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額の算定方法 報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。報告セグメントの利益は、営業利益の数値であります。セグメント間の内部売上高又は振替高は、主に市場価格や製造原価に基づいております。  

セグメント別財務情報

項目 単位 モビリティ&イメージング事業領域 ファインケミカルズ事業領域 ライフサイエンス事業領域 全社(共通) 報告セグメント その他 事業セグメント合計 調整額
外部顧客への売上高 (百万円) 91,376 66,206 65,001 - 222,584 - 222,584 -
セグメント間の内部売上高又は振替高 (百万円) - 196 0 - 196 - 196 -196
売上高 (百万円) 91,376 66,403 65,001 - 222,781 - 222,781 -196
全事業営業利益又は全事業営業損失(△) (百万円) 13,311 9,899 6,354 - 29,565 - 29,565 -9,163
資産の部 (百万円) 130,799 94,497 86,720 - 312,017 - 312,017 61,691
減価償却費 (百万円) 6,734 3,811 2,795 - 13,342 - 13,342 593
のれん償却額 (百万円) 0 142 - - 142 - 142 -
有形固定資産及び無形固定資産の増加額 (百万円) 9,040 12,632 4,846 - 26,519 - 26,519 1,079
研究開発費 (億円) 37 41 59 - - 12 - -
設備投資額 (億円) 94 90 66 - - 14 - -
従業員数 pure 3,412 1,359 953 255 - - - -
平均臨時雇用人員 pure 318 125 180 45 - - - -
のれん (百万円) - 640 - - 640 - - -