報告セグメントの概要
1.報告セグメントの概要
当社のセグメントを構成する事業単位は、それぞれで分離された財務情報が入手でき、意思決定機関において、経営資源の配分決定や業績評価のために定期的に検討を行う対象です。
各セグメントに属する主要製品及びサービスは、下記のとおりです。
セ グ メ ン ト
主 要 製 品 ・ サ ー ビ ス
役 割
生活環境基盤
材料事業
塩化ビニル樹脂、か性ソーダ、
メタノール、クロロメタン、ポバール
環境負荷を押えてインフラ及び生活を支える。
電子材料事業
半導体シリコン、
希土類磁石(電子産業用・一般用)、
半導体用封止材、LED用パッケージ材料、
フォトレジスト、マスクブランクス、
合成石英製品
電子・光・磁気をより良く、
至る所で応用するための材料
技術を提供する。
機能材料事業
シリコーン、セルロース誘導体、金属珪素、
合成性フェロモン、塩ビ・酢ビ共重合成樹脂、
液状フッ素エラストマー、ペリクル
求められるより良い機能を多岐に亘り提供する。
加工・商事・
技術サービス事業
樹脂加工製品、技術・プラント輸出、
商品の輸出入、エンジニアリング
材料の応用とエンジニアリングの活用で課題解決に応える。
報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告セグメントの利益は、営業利益であり、その会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と同一です。セグメント間の内部収益及び振替高は、概ね市場実勢価格に基づいています。ただし、同一事業所内でのセグメント間の振替高は、製造原価に基づいています。
なお、当社では、事業セグメントへの資産、負債の配分は行っていません。
セグメント別財務情報
| 項目 | 単位 | 生活環境基盤材料事業 | 電子材料事業 | 機能材料事業 | 加工・商事・技術サービス事業 | 報告セグメント | 調整額 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 外部顧客への売上高 | (百万円) | 1,041,571 | 934,312 | 448,642 | 136,722 | 2,561,249 | - |
| セグメント間の内部売上高又は振替高 | (百万円) | 4,784 | 4,880 | 14,054 | 146,575 | 170,296 | -170,296 |
| 売上高 | (百万円) | 1,046,356 | 939,193 | 462,696 | 283,298 | 2,731,545 | -170,296 |
| 全事業営業利益又は全事業営業損失(△) | (百万円) | 291,466 | 324,760 | 100,022 | 28,791 | 745,041 | -2,936 |
| 減価償却費 | (百万円) | 81,878 | 109,823 | 39,840 | 6,729 | 238,271 | -1,392 |
| のれん償却額 | (百万円) | - | 1,027 | 346 | 104 | 1,478 | - |
| 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 | (百万円) | 114,006 | 245,544 | 65,864 | 12,671 | 438,087 | -3,510 |
| 減損損失 | (百万円) | - | 3,147 | 151 | 228 | - | - |
| 設備投資額 | (百万円) | 114,006 | 245,544 | 65,864 | 12,671 | - | - |
| 従業員数 | pure | 1,975 | 13,366 | 4,446 | 7,487 | - | - |
| のれん | (百万円) | - | 26,375 | 943 | 112 | - | - |
信越化学工業株式会社の詳細情報
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