株式会社サイネックス(2376)のセグメント情報

有価証券報告書-第60期(2024/04/01-2025/03/31)に基づく株式会社サイネックスのセグメント情報を掲載。

報告セグメントの概要

1.報告セグメントの概要
(1)報告セグメントの決定方法
 当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
 当社グループは、事業内容を基礎としたサービス別のセグメントから構成されており、「情報メディア事業」、「DXサポート事業」、「ロジスティクス事業」、「ヘルスケア事業」、「投資事業」の5つを報告セグメントとしております。

(2)各報告セグメントに属する製品及びサービス
 「情報メディア事業」は主に、50音別電話帳『テレパル50』、行政情報誌『わが街事典』、デジタルサイネージ『わが街NAVI』や地域情報ポータルサイトの運営を行っております。
 「DXサポート事業」は主に、インターネット上の広告媒体を提供するほか、ふるさと納税事務の一括業務代行、旅行企画商品の販売、地域特産品や業務用食材の販売を行っております。
 「ロジスティクス事業」は、郵便発送代行事業のほか、『テレパル50』や『わが街事典』等情報誌の配布、および外部受注によるチラシ等のポスティングを行っております。
 「ヘルスケア事業」は、歯科医師向けの歯科医療機械器具・歯科材料の販売等を行っております。
 「投資事業」は、大阪市天王寺区、京都市東山区、京都市上京区等において不動産賃貸事業を行っております。
(3) 報告セグメントの変更に関する事項
 当連結会計年度より、「メディア事業」は、当社グループが提供する広告媒体は、当社グループが独自に開発した情報発信型のメディアが大部分を占めていることから、「情報メディア事業」に、「ICT事業」はDXを推進することにより、地方創生支援に関する事業をおこなうことを明確にするため「DXサポート事業」に改称しております。当該変更は改称のみであり、セグメント情報に与える影響はありません。なお、前連結会計年度の報告セグメントについても、変更後の名称で開示しております。

報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
 報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。
 報告セグメントの利益は、営業利益(のれん償却前)ベースの数値であります。
 セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。

セグメント別財務情報

項目 単位 情報メディア事業 DXサポート事業 ロジスティクス事業 ヘルスケア事業 投資事業 全社(共通) 報告セグメント 調整額
外部顧客への売上高 (千円) 7,183,247 2,028,893 6,176,057 1,009,870 93,399 - 16,491,468 -
セグメント間の内部売上高又は振替高 (千円) 2,912 12,064 367,323 - - - 382,301 -382,301
売上高 (千円) 7,186,160 2,040,958 6,543,380 1,009,870 93,399 - 16,873,769 -382,301
全事業営業利益又は全事業営業損失(△) (千円) 1,372,979 -21,681 74,554 25,918 50,757 - 1,502,528 -1,024,430
資産の部 (千円) 2,164,090 2,309,414 1,305,364 319,460 1,043,995 - 7,142,324 7,668,592
減価償却費 (千円) 79,286 29,744 1,064 1,618 18,539 - 130,253 94,254
のれん償却額 (千円) - 37,717 17,225 11,856 - - 66,799 -
有形固定資産及び無形固定資産の増加額 (千円) 43,532 20,014 - - - - 63,547 82,402
従業員数 pure 572 126 14 9 1 45 - -
平均臨時雇用人員 pure 13 10 0 0 0 2 - -
のれん (千円) - 502,566 94,739 14,820 - - 612,127 -