上場企業に勤める人は何人くらい？

日本には約4,000社の上場企業があります。
上場企業は知名度もあり、給料も良いと言われているため、出来れば上場企業で働きたいと考える人も多いでしょう。

では、上場企業に勤務する人はどれくらいいるのでしょうか？

その答えは、約364万人(2024年3月時点集計)です。

この数字を見て多いと思うか意外と少ないと思うかは人それぞれでしょうが、私は想像していたよりかなり多いなと思いました。

というのも、総務省の統計によると2023年の雇用者数は約5,756万人であり、組織で働く人の約6.3%が上場企業で働いていることになるからです。

しかも、上場企業が公表している従業員数は原則として上場企業本体だけの人数であり、子会社や関連会社の従業員を含んでいません。

さらに昨今は、従業員が少ない持株会社が上場し、多くの従業員を抱える事業会社は持株会社の子会社になっていることが増えているため、実際に上場している単体だけの集計値でこれだけの規模になることは想定以上でした。