株式会社フォーシーズHDに関する継続企業の前提に関する注記情報

半期報告書-第23期(2024/10/01-2025/09/30)
(継続企業の前提に関する事項)

当社グループは第18期連結会計年度より継続して、営業黒字、プラスのキャッシュ・フローを達成するための施策を実施してまいりました。通販事業と卸売事業では、黒字化の収益体制が確立できているものの、リテール事業とコンサルティング事業におきましては、引続き営業損失が続いております。リテール事業においては、前年度より不採算店舗の撤退を進めていることにより営業損失の額は減少しているものの、一部不採算店舗が残っているため当中間連結会計期間において営業損失が生じておりますが、今後も事業黒字化に向け不採算店舗の撤退を進めていく予定です。また、コンサルティング事業の中でも162物件の低圧太陽光発電所及び一部の高圧太陽光発電所につきましては、積極的な物件取得を進めて参りましたが、収益の最大化を図るため複数社との売却交渉を継続している過程であり、当初計画よりも売却の契約締結に遅れが生じており、売却契約締結済みの一部の高圧太陽光発電所につきましても、工事進捗の遅れにより売却代金の資金回収に至っておりません。このため、当中間連結会計期間末の流動資産に関して、物件の仕入資金にあたる前渡金が増加する一方で、売却契約の締結に至るまでの間、一時的に現預金が前連結会計年度末と比べて大幅に減少しております。

当社グループの事業運営は、継続して営業黒字、プラスの営業キャッシュ・フローを達成することができず、また、資金水準が低下していることから、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。

このような状況のもと、これらを解消するため以下の対応策を進めてまいります。

(対応策)

1.通販事業

① コールセンターを活かした他社との業務提携による収益の拡大

② 当社顧客への新商品・サービスの販売による収益拡大

インフルエンサー等を活用したデジタルマーケティングによる収益拡大

2.卸売事業

① 国内外における当社取扱いブランド商品の販路拡大

小売店、卸業者等との連携による新商品の企画、販売による収益拡大

3.リテール事業

① 残存した不採算店舗の撤退による収益黒字化

② 新規顧客獲得強化による新たな顧客層の獲得とリピート率を高めることによる客数の向上

③ 原価率と人件費率を改善することによる利益体質の改善

4.コンサルティング事業

① 取得済みの太陽光発電所及び蓄電所について、今期末までの売却契約締結を進める

② 今後も太陽光発電所及び蓄電所を継続的に購入取得し、販売することによる収益拡大

③ 再生可能エネルギー事業の事業領域の拡大を図るため特別高圧蓄電所の取扱いを開始

5.コスト削減又は効率的配分の徹底

① 経費削減活動の徹底を継続

② 販売スタイル別のセグメントへの変更や生産部門統一化による、効率的かつ効果的なコスト配分の徹底

6.成長企業・事業のM&A及び資金調達

「はずむライフスタイルを提供し、人々を幸せにする」というミッションのもと、既存事業における美と健康の分野にて、他社との事業提携を行い商品開発・新ブランドの展開を行う。他社の商品についても、通信販売やリテール販売で、当社の販路を活用し収益を拡大する。美と健康と生活における癒しをテーマとした生活を豊かにするサービスを提供する事業を想定したエンジョイライフ分野におけるM&Aを積極的に推進します。また、資金水準の回復と安定化のための新たな資金調達の可能性を適宜検討してましいります。

しかしながら、これらの対応策は実施途上であり、また、資金調達の方法、調達金額、調達時期については確定していないことから、現時点では継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められます。

なお、中間連結財務諸表は継続企業を前提として作成しており、継続企業の前提に関する重要な不確実性の影響を中間連結財務諸表に反映しておりません。

有価証券報告書-第22期(2023/10/01-2024/09/30)

該当なし

四半期報告書-第22期第2四半期(2024/01/01-2024/03/31)

該当なし

四半期報告書-第22期第1四半期(2023/10/01-2023/12/31)

該当なし

有価証券報告書-第21期(2022/10/01-2023/09/30)

該当なし

四半期報告書-第21期第3四半期(2023/04/01-2023/06/30)

該当なし

四半期報告書-第21期第2四半期(2023/01/01-2023/03/31)

該当なし

四半期報告書-第21期第1四半期(2022/10/01-2022/12/31)

該当なし

有価証券報告書-第20期(令和3年10月1日-令和4年9月30日)

該当なし

四半期報告書-第20期第3四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)

該当なし