株式会社吉野家ホールディングス(9861)のセグメント情報

有価証券報告書-第68期(2024/03/01-2025/02/28)に基づく株式会社吉野家ホールディングスのセグメント情報を掲載。

報告セグメントの概要

1 報告セグメントの概要 当社の報告セグメントは当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定および業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものです。 当社は、持株会社として、グループ戦略の立案・決定、グループ経営のモニタリング機能を果たすとともに、グループ会社に対して、各種共通サービスの提供を行っており、事業活動は、当社傘下の子会社および関連会社が展開しています。 したがって当社グループは、事業会社を基礎とした製品・サービス別のセグメントから構成されており、「吉野家」、「はなまる」、「海外」の3つを報告セグメントとしています。 「吉野家」は、日本国内における牛丼等のファストフード店経営およびフランチャイズ店舗への経営指導等を行っています。「はなまる」は、日本国内におけるセルフ式讃岐うどん等のファストフード店経営およびフランチャイズ店舗への経営指導等を行っています。「海外」は、米国・中国・アセアン地区等において、牛丼等のファストフード店経営およびフランチャイズ店舗への経営指導等を行っています。

報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法 報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と同一です。報告セグメントの利益は、営業利益に基づく数値です。 セグメント間の内部売上高及び振替高は市場実勢価格に基づいて算定した合理的な内部振替価格によっています。 「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(資産除去債務関係)」に記載の通り、当連結会計年度において、店舗等の不動産賃貸借契約に伴う原状回復義務として計上している資産除去債務について、直近の原状回復費用実績等の新たな情報の入手に伴い、見積額の変更を行っています。これにより、従来に比べて、当連結会計年度のセグメント負債は「吉野家」で200百万円増加しています。なお、セグメント利益に与える影響は軽微です。

セグメント別財務情報

項目 単位 吉野家 はなまる 海外 全社・消去 全社(共通) 報告セグメント その他 事業セグメント合計 調整額
外部顧客への売上高 (百万円) 136,796 30,677 27,875 - - 195,350 9,632 204,983 -
セグメント間の内部売上高又は振替高 (百万円) 1,007 175 - - - 1,183 1,356 2,539 -2,539
売上高 (百万円) 137,804 30,852 27,875 - - 196,533 10,989 207,522 -2,539
全事業営業利益又は全事業営業損失(△) (百万円) 7,790 2,005 1,214 - - 11,010 632 11,643 -4,337
資産の部 (百万円) 67,099 10,576 23,625 - - 101,300 11,968 113,269 5,843
負債の部 (百万円) 29,007 9,801 11,572 - - 50,381 4,328 54,709 -410
減価償却費 (百万円) 3,614 626 2,031 - - 6,272 270 6,543 286
のれん償却額 (百万円) 2 7 37 76 - 46 - - -
有形固定資産及び無形固定資産の増加額 (百万円) 8,276 1,419 5,508 - - 15,204 417 15,622 576
減損損失 (百万円) 648 154 207 - - 1,009 26 - -
設備投資額 (百万円) 8,931 1,600 2,870 - - - - - -
従業員数 pure 1,308 285 831 - 355 - 467 - -
平均臨時雇用人員 pure 8,842 2,181 1,887 - 378 - 716 - -
のれん (百万円) 6 - 188 1,909 - 195 - - -