株式会社ベネッセホールディングス(9783)のセグメント情報

有価証券報告書-第70期(2023/04/01-2024/03/31)に基づく株式会社ベネッセホールディングスのセグメント情報を掲載。

2024年5月17日に株式の併合により東証プライムの上場を廃止しています

報告セグメントの概要

1.報告セグメントの概要 当社グループの報告セグメントは、当社グループの各社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、当社の取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。 当社グループは、「国内教育事業」「介護・保育事業」「大学・社会人事業」の3つの事業に経営資源を重点的に投資し、グループ全体で持続的な成長を目指しております。 したがって、当社グループは3つの事業を基盤とした製品・サービス別のセグメントから構成されており、「国内教育事業」「介護・保育事業」「大学・社会人事業」の3つを報告セグメントとしております。 「国内教育事業」においては、幼児、及び小学生から高校生までを対象とした通信教育事業、学校向け教育事業、塾・教室事業等を行っております。 「介護・保育事業」においては、入居介護サービス事業(高齢者向けホーム及び住宅運営)、在宅介護サービス事業、介護研修事業、看護師及び介護職の人材紹介事業、保育園・学童運営事業等を行っております。 「大学・社会人事業」においては、留学支援サービス事業、社会人向けオンライン教育プラットフォームサービス事業、大学支援事業、キャリア形成支援サービス事業等を行っております。 (報告セグメントの変更に関する事項) 第2四半期連結会計期間より、当社グループは、事業セグメントの区分方法を見直し、報告セグメントを従来の「国内教育事業」、「Kids & Family事業」、「介護・保育事業」の3区分から「国内教育事業」、「介護・保育事業」、「大学・社会人事業」の3区分に変更しております。 当社グループは、2023年5月に「変革事業計画」を公表しております。この計画が目指すところは、「人」を軸とした社会課題の解決に圧倒的に取り組み、グループパーパスの実現を追求するとともに、ポートフォリオ構造の変革を通して持続的利益成長を図り、「コア教育」「コア介護」「新領域」の3本柱の利益構造を実現することです。この実現に向けて、当社グループは、2023年10月1日付で組織体制を変更しております。これに伴い、第2四半期連結会計期間より業績管理区分を変更しており、報告セグメントも変更いたしました。 その結果、連結子会社㈱ベネッセコーポレーションの国内におけるこどもちゃれんじ事業、及び連結子会社㈱ベネッセ音楽出版を従来の「Kids & Family事業」セグメントから「国内教育事業」セグメントの区分に変更しております。 また、連結子会社㈱ベネッセコーポレーションの大学・社会人事業、連結子会社㈱進研アド、㈱ベネッセi-キャリア、㈱スタディーハッカー、㈱Waris(ワリス)及びその子会社1社を「国内教育事業」セグメントから「大学・社会人事業」セグメントに変更しております。 さらに、連結子会社㈱ベネッセコーポレーションの通信販売事業及び雑誌の出版事業、並びに連結子会社倍楽生商貿(中国)有限公司及びその子会社1社、㈱ベネッセクリエイティブワークスを「Kids & Family事業」セグメントから「その他」の区分に変更しております。 なお、前連結会計年度のセグメント情報については、変更後の区分方法により作成したものを記載しております。

報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額の算定方法 報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「1(1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」における記載と同一であります。 報告セグメントの利益は、営業利益の数値であります。 セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。

セグメント別財務情報

項目 単位 国内教育事業 介護・保育事業 大学・社会人事業 全社(共通) 報告セグメント その他 事業セグメント合計
外部顧客への売上高 (百万円) 207,651 139,348 21,789 - 368,790 42,025 410,815
セグメント間の内部売上高又は振替高 (百万円) 484 0 62 - 547 11,530 12,078
売上高 (百万円) 208,136 139,348 21,852 - 369,337 53,556 422,894
全事業営業利益又は全事業営業損失(△) (百万円) 15,889 9,466 1,005 - 26,361 -51 26,309
資産の部 (百万円) 205,445 221,198 17,029 - 443,673 41,880 485,554
減価償却費 (百万円) 9,129 6,716 553 - 16,399 1,622 18,021
のれん償却額 (百万円) 368 512 121 - 1,002 80 1,082
持分法適用会社への投資額 (百万円) - - - - - 2,453 2,453
有形固定資産及び無形固定資産の増加額 (百万円) 9,869 9,562 711 - 20,142 1,975 22,118
研究開発費 (百万円) 914 1 37 800 - 123 -
設備投資額 (百万円) 9,673 10,500 531 306 - 1,975 -
減損損失 (百万円) 232 213 - - - 663 -
従業員数 pure 4,157 9,622 965 179 - 2,159 -
平均臨時雇用人員 pure 635 206 45 12 - 219 -
のれん (百万円) 4,558 3,979 1,174 - - 82 -