空港施設株式会社(8864)のセグメント情報

有価証券報告書-第56期(2024/04/01-2025/03/31)に基づく空港施設株式会社のセグメント情報を掲載。

報告セグメントの概要

1.報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の分配の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社は、本社で各セグメントについて包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。
したがって、当社は本社で定めた品目・性質別のセグメントから構成されており、「空港内不動産事業」、「空港外不動産事業」、「空港内インフラ事業」、「その他の事業」の4つを報告セグメントとしております。
「空港内不動産事業」は空港内における不動産賃貸等、「空港外不動産事業」は空港外における不動産賃貸等やノンアセット事業、「空港内インフラ事業」は東京国際空港、新千歳空港における給排水運営事業、東京国際空港内における共用通信事業及び連結子会社である東京空港冷暖房㈱における東京国際空港内における地域冷暖房の供給事業(熱供給事業)、「その他の事業」は海外事業、太陽光発電事業等を行っております。 当社グループは、中長期経営計画(2023年3月期~2029年3月期)における事業ポートフォリオ戦略として、空港内事業の強化と共に新規事業分野の開拓を推進することで、更なる成長に向けた収益基盤を構築し、空港内外での価値を創造することを通じて持続的な成長を目指しております。そのため、中長期経営計画の進捗を適正に管理・評価する観点から、当連結会計年度より、セグメントを従来の「不動産事業」、「熱供給事業」及び「給排水運営その他の事業」の3区分から、「空港内不動産事業」、「空港外不動産事業」、「空港内インフラ事業」及び「その他の事業」の4区分に変更しております。
なお、前連結会計年度のセグメント情報は、変更後の区分方法により作成したものを記載しております。

報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業のセグメントの会計処理方法は、連結財務諸表を作成するために採用される会計方針に準拠した方法であります。
棚卸資産の評価については、収益性の低下に基づく簿価切り下げ前の価額で評価しております。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。
セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価額に基づいております。

セグメント別財務情報

項目 単位 空港内不動産事業 空港外不動産事業 空港内インフラ事業 その他の事業 全社(共通) 報告セグメント 調整額
外部顧客への売上高 (千円) 16,891,979 6,372,855 7,078,346 777,923 - 31,121,104 -
セグメント間の内部売上高又は振替高 (千円) 269,469 - 964,997 12 - 1,234,478 -1,234,478
売上高 (千円) 17,161,448 6,372,855 8,043,343 777,935 - 32,355,583 -1,234,478
全事業営業利益又は全事業営業損失(△) (千円) 3,393,747 1,476,250 865,623 295,908 - 6,031,529 -1,561,727
資産の部 (千円) 35,556,474 36,052,719 9,273,658 14,666,567 - 95,549,420 13,031,183
負債の部 (千円) 36,607,055 2,378,555 2,224,264 2,699,310 - 43,909,185 2,077,136
減価償却費 (千円) 3,087,723 729,970 750,724 62,772 - 4,631,190 112,960
減損損失 (千円) 1,223,100 - - - - 1,223,100 -
有形固定資産及び無形固定資産の増加額 (千円) 2,195,547 21,559 778,258 93,657 - 3,089,022 54,115
従業員数 pure 47 16 16 2 42 - -
平均臨時雇用人員 pure - - - - 2 - -