アステナホールディングス株式会社(8095)のセグメント情報

有価証券報告書-第85期(2023/12/01-2024/11/30)に基づくアステナホールディングス株式会社のセグメント情報を掲載。

報告セグメントの概要

1.報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社及び子会社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、顧客・取引先の課題解決に向けた様々なニーズに当社グループのあらゆる機能で応える「策揃え」を実現するため、当社グループが既に持つビジネスをバリューチェーンが見通せる単位に事業を構成しており「ファインケミカル事業」、「HBC・食品事業」、「医薬事業」、「化学品事業」の4つを報告セグメントとしております。
当連結会計年度より、ファインケミカル事業の成長を加速させることを目的とし、岩城製薬佐倉工場株式会社の報告セグメントを従来の「医薬事業」から「ファインケミカル事業」へ変更しております。
当社は2020年にスペラファーマ株式会社と岩城製薬佐倉工場株式会社をグループに迎え、3年間に亘り両社への投資を行うと共に事業基盤の強化を行ってまいりました。これらの事業活動は、当グループの成長に大きく資するものであると確信する一方、特に高活性注射剤の操業が始まる当年度は両社のより大きな事業シナジー創出に向けた大変重要な年度になると認識しております。ついては、前代表取締役社長が、持株会社であるアステナホールディングス株式会社と、事業会社であるスペラファーマ株式会社及び岩城製薬佐倉工場株式会社の代表取締役を兼務していた状況を解消することで、いわゆる経営と執行の分離を行い、また両社を取得する段階からその後の投資判断に至るまで主体的に関与した前代表取締役が自ら当該事業をけん引することで、ファインケミカル事業の全体の事業成長を加速させる考えです。
なお、前連結会計年度のセグメント情報は、変更後の報告セグメントの区分に組替えた数値で記載しております。

報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表を作成するために採用される会計方針に準拠した方法であります。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。
セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。

セグメント別財務情報

項目 単位 ファインケミカル HBC・食品 医薬 化学品 全社(共通) 報告セグメント その他 事業セグメント合計 調整額
外部顧客への売上高 (千円) 21,127,182 15,162,971 11,469,710 10,195,404 - 57,955,269 38,106 57,993,375 -
セグメント間の内部売上高又は振替高 (千円) 912,361 94,338 315,962 70,053 - 1,392,716 8,125 1,400,841 -1,400,841
売上高 (千円) 22,039,544 15,257,310 11,785,672 10,265,458 - 59,347,986 46,231 59,394,217 -1,400,841
全事業営業利益又は全事業営業損失(△) (千円) 242,641 742,130 1,316,050 712,743 - 3,013,566 -136,997 2,876,569 -60,715
減価償却費 (千円) 1,018,816 48,949 211,239 323,402 - 1,602,407 3,909 1,606,317 426,932
のれん償却額 (千円) 219,683 39,842 - 19,983 - 279,508 - 279,508 -
減損損失 (千円) 4,179,694 - - - - - 7,934 - -
研究開発費 (百万円) 128 - 473 450 - - - - -
従業員数 pure 546 229 205 325 104 1,305 11 - -
平均臨時雇用人員 pure 120 13 39 6 8 178 - - -
のれん (千円) 3,220,949 261,738 - 269,771 - - - - -