株式会社河合楽器製作所(7952)のセグメント情報

有価証券報告書-第98期(2024/04/01-2025/03/31)に基づく株式会社河合楽器製作所のセグメント情報を掲載。

報告セグメントの概要

1.報告セグメントの概要
 当社の報告セグメントは、常務会等で経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
 当社グループは『基幹事業(楽器・音楽教室)』の成長を中心として、100年ブランドの確立を目指すため、国内では地域ユニット体制による収益力の強化を深化させ、また中国でも中長期的な成長に向け、楽器販売、音楽教室、調律の三位一体体制での事業推進により企業価値の向上を図ってまいります。こうした経営環境を背景に、マネジメントアプローチの考え方に基づき、「楽器教育事業」、「素材加工事業」、「その他事業」を報告セグメントとしております。
 「楽器教育事業」は、楽器の製造販売及び楽器の調律・修理及び音楽教室・体育教室の運営、教材・楽譜・音楽教育用ソフト・銑鉄鋳物の製造、販売をしております。「素材加工事業」は、電子電気部品用金属材料加工、自動車部品用材料加工、防音室・音響部材の製造及び販売をしております。「その他事業」は、IT機器の販売・保守、コンピュータソフトウェアの開発・販売、金融関連事業、保険代理店事業等を行っております。  当連結会計年度より、従来「その他」に含まれていた「その他事業」の量的重要性が増したため、報告セグメントを従来の「楽器教育事業」及び「素材加工事業」の2区分から、「楽器教育事業」、「素材加工事業」及び「その他事業」の3区分に変更しております。
 なお、前連結会計年度のセグメント情報は、当連結会計年度の報告セグメントの区分に基づき作成したものを開示しております。

報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額の算定方法
 報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表作成のための会計処理と同一の方法によっております。報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。

セグメント別財務情報

項目 単位 楽器教育 素材加工 その他事業 全社(共通) 全社・消去 報告セグメント 事業セグメント合計 調整額
外部顧客への売上高 (百万円) 58,379 9,729 4,809 - - - 72,918 -
セグメント間の内部売上高又は振替高 (百万円) 18 109 150 - - - 278 -278
売上高 (百万円) 58,397 9,839 4,960 - - - 73,196 -278
全事業営業利益又は全事業営業損失(△) (百万円) -701 859 236 - - - 394 -78
資産の部 (百万円) 53,872 9,233 2,923 - - - 66,029 7,962
減価償却費 (百万円) 1,443 308 16 - - - 1,768 65
有形固定資産及び無形固定資産の増加額 (百万円) 2,367 163 15 - - - 2,546 38
平均臨時雇用人員 pure 237 2 1 5 - 335 - -
従業員数 pure 1,146 15 73 109 - 2,702 - -
設備投資額 (百万円) 2,367 163 15 - 38 2,546 - -
研究開発費 (百万円) 461 12 - - - - - -