株式会社TWOSTONE&Sons(7352)のセグメント情報

有価証券報告書-第11期(2023/09/01-2024/08/31)に基づく株式会社TWOSTONE&Sonsのセグメント情報を掲載。

報告セグメントの概要

1. 報告セグメントの概要 (1) 報告セグメントの決定方法  当社グループの報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。  当社グループは、ITエンジニアを取り巻く様々な事業環境を収益獲得機会ととらえて事業活動を展開しておりますが、一定程度の事業規模となっている事業のほかにも新しい事業を確立すべく、常に複数の新規事業も並行して事業活動を展開しております。  したがって、当社グループは事業の成長段階に応じて、「エンジニアプラットフォームサービス」「マーケティングプラットフォームサービス」「コンサル・アドバイザリーサービス」の3つを報告セグメントとしております。 (2) 各報告セグメントに属するサービスの種類 「エンジニアプラットフォームサービス」は、キャリア開発の機会と、安心して就業できる機会を提供し、そのITエンジニアのリソースを、従来の雇用形態に捉われない様々な形でITサービスやITシステムの開発力不足に悩む企業に提供し、国内におけるITエンジニアの人材不足を解決するソリューション事業を展開しております。 具体的には、株式会社Branding Engineerによって運営される企業とフリーランスエンジニアをマッチングするMidworks事業、ITエンジニア特化型転職支援サービスであるTechStars事業、個人・法人双方に対してプログラミング教育を提供するtech boost事業、システムの受託開発やエンジニア組織のコンサルティングを行っているFCS事業に加え、2022年8月期より連結されたTSRソリューションズ株式会社や、前連結会計期間より連結子会社となった株式会社DeProp、株式会社UPTORY、株式会社ジンアースが行うエンジニアマッチングサービスで構成されています。エンジニアの学習から情報収集、独立支援や企業紹介等、エンジニアのキャリアに関するトータルサービスを展開しております。 「マーケティングプラットフォームサービス」は、当社が得意とするデジタルマーケティング領域に関するソリューションをクライアントに提供することで、テクノロジー化の進む現代社会においての新しいマーケティング手法の確立をサポートしております。 具体的には、株式会社Digital Arrow Partnersによって運営されるWEBマーケコンサルティングサービスであるDigital Arrow Partners事業、クローズドASPサービスであるASP事業、フリーランスマーケターをマッチングするExpert Partners Marketing事業に加え、株式会社2Hundredによって運営されるBtoCプラットフォーム事業で構成されております。 「コンサル・アドバイザリーサービス」は、事業成長に課題を抱える企業に対して、新規事業の立ち上げ から、マーケティング、開発支援までの事業戦略に関するコンサルティングを提供するコンサルティング事業と、M&Aを通じて、事業・経営の承継における最善の意思決定を支援するM&Aアドバイザリー(M&A戦略コンサルティング、FA、PMIコンサルティング等)事業を行っております。   具体的には、株式会社Yellowstone Consultingによって運営されるコンサルティングサービスである戦略コンサルティング事業、株式会社M&A承継機構によって運営されるM&Aアドバイザリー事業で構成されております。  なお、2024年9月1日付で株式会社Yellowstone Consultingは株式会社enableXへ商号変更しております。 (3) 報告セグメントの変更等に関する事項 当連結会計年度より従来「その他」に含まれていた「コンサル・アドバイザリーサービス」について、量的な重要性が増したため、報告セグメントとして記載する方法へ変更しております。 なお、前連結会計年度のセグメント情報については変更後の区分により作成しており、「3. 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報及び収益の分解情報」の前連結会計年度に記載しております。

報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

2. 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法 報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、財務諸表を作成するために採用される会計方針に準拠した方法であります。 報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。

セグメント別財務情報

項目 単位 エンジニアプラットフォームサービス マーケティングプラットフォームサービス コンサル・アドバイザリーサービス 全社(共通) 報告セグメント 事業セグメント合計 調整額
外部顧客への売上高 (千円) 12,760,687 495,781 1,034,412 - - 14,290,882 14,290,882 -
セグメント間の内部売上高又は振替高 (千円) 7,114 13,789 20,264 - - 41,168 - -41,168
売上高 (千円) 12,767,802 509,570 1,054,677 - - 14,332,050 14,290,882 -41,168
全事業営業利益又は全事業営業損失(△) (千円) 1,100,452 40,249 283,042 - - 1,423,744 1,423,744 -
減価償却費 (千円) 3,188 - - - - 3,188 41,271 38,082
のれん償却額 (千円) 123,386 5,936 - - - 129,323 129,323 -
減損損失 (千円) - 8,410 - - - 8,410 - -
のれん (千円) 939,056 - - 939,056 - - - -
平均臨時雇用人員 pure 6 2 2 - 12 - - -
従業員数 pure 423 18 22 - 61 - - -
設備投資額 (千円) 1,958 - - - 21,016 - - -