富士電機株式会社(6504)のセグメント情報

有価証券報告書-第149期(2024/04/01-2025/03/31)に基づく富士電機株式会社のセグメント情報を掲載。

報告セグメントの概要

1.報告セグメントの概要
 当社の報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
 当社は、本社に製品・サービス別の事業本部を置き、各事業本部は、取り扱う製品・サービスについて国内及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。
 したがって、当社グループは、基本的に、当社の事業本部をベースに、取り扱う製品・サービスの種類・性質の類似性等を考慮したセグメントから構成されており、「エネルギー」、「インダストリー」、「半導体」及び「食品流通」の4つを報告セグメントとしております。なお、各報告セグメントについては、二以上の事業セグメントを集約して一つの報告セグメントとしております。
 各報告セグメントに属する主な製品及びサービスは次のとおりであります。

報告セグメント

主な製品及びサービス

エネルギー

地熱発電、水力発電、火力発電、燃料電池、変電システム、蓄電システム、エネルギーマネジメントシステム、太陽光発電、風力発電、無停電電源装置(UPS)、電機盤、受配電・制御機器

インダストリー

インバータ、モータ、サーボシステム、小型電源、計測機器、センサ、駆動制御・計測制御システム、鉄道車両用駆動システム・ドアシステム、船舶・港湾用システム、原子力関連設備、放射線機器・システム、ICTに関わる機器・ソフトウエア、コントローラ、
HMI、FAシステム、電気工事、空調設備工事

半導体

産業用・自動車用パワー半導体

食品流通

飲料自販機、食品・物品自販機、店舗設備機器、金銭機器

報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
 報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と同一であります。
 報告セグメントの利益又は損失は、営業利益又は営業損失ベースの数値であります。
 セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。

セグメント別財務情報

項目 単位 エネルギー インダストリー 半導体 食品流通 その他 事業セグメント合計 調整額
外部顧客への売上高 (百万円) 347,694 396,702 233,524 109,261 36,223 1,123,407 -
セグメント間の内部売上高又は振替高 (百万円) 3,215 15,741 3,263 2,235 19,924 44,380 -44,380
売上高 (百万円) 350,909 412,443 236,788 111,497 56,148 1,167,787 -44,380
全事業営業利益又は全事業営業損失(△) (百万円) 32,125 38,164 37,081 13,902 3,762 125,036 -7,389
資産の部 (百万円) 350,588 356,367 416,421 62,825 30,989 1,217,191 94,984
減価償却費 (百万円) 8,094 8,362 36,607 2,181 498 55,744 1,596
のれん償却額 (百万円) - 883 13 - - - -
持分法適用会社への投資額 (百万円) 12,435 1,987 - - - 14,422 -
有形固定資産及び無形固定資産の増加額 (百万円) 10,577 9,029 65,247 2,641 149 87,645 8,292
研究開発費 (百万円) 9,809 10,446 13,439 4,116 - - -
設備投資額 (百万円) 10,149 6,055 64,362 2,325 2,294 - -
従業員数 pure 8,006 9,808 6,198 1,860 1,519 - -
平均臨時雇用人員 pure 813 768 405 535 326 - -
のれん (百万円) - 3,762 5 - - - -