報告セグメントの概要
1 報告セグメントの概要 当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち、分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。 当社は、自動車や鉄道車両等の輸送用機器メーカーを主たる顧客として、金属粉末をもとに高強度・高精度・耐摩耗性あるいは摩擦摺動性など最終製品が要求する様々な特性を焼結部品の形で実現し、製造・販売する「自動車焼結事業」及び「鉄道焼結事業」と、高精度・高強度の焼結ギアをポンプ駆動部に組み込んだ小型油圧機器を製造・販売する「油圧機器製品事業」の3つを報告セグメントとしております。
報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法 報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。 報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。 (有形固定資産の減価償却方法の変更) 「会計上の見積りの変更と区別することが困難な会計方針の変更」に記載のとおり、従来、当社では、有形固定資産(リース資産を除く)の減価償却方法について、主として定率法を採用しておりましたが、当連結会計年度より定額法に変更しております。 当該変更により、従来の方法に比べて、当連結会計年度のセグメント利益は、「自動車焼結事業」において247,216千円、「鉄道焼結事業」において9,128千円、「油圧機器製品事業」において15,012千円増加し、「その他」において7千円減少しております。また、調整額(△)のセグメント利益は75,039千円増加しております。
セグメント別財務情報
| 項目 | 単位 | 自動車焼結事業 | 鉄道焼結事業 | 油圧機器製品事業 | 全社(共通) | 報告セグメント | その他 | 事業セグメント合計 | 調整額 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 外部顧客への売上高 | (千円) | 38,458,753 | 2,390,115 | 1,866,398 | - | 42,715,267 | 5,121 | 42,720,389 | - |
| 売上高 | (千円) | 38,458,753 | 2,390,115 | 1,866,398 | - | 42,715,267 | 5,121 | 42,720,389 | - |
| 全事業営業利益又は全事業営業損失(△) | (千円) | 2,223,510 | 518,368 | 419,187 | - | 3,161,066 | -1,339 | 3,159,727 | -2,476,430 |
| 資産の部 | (千円) | 40,526,750 | 1,295,869 | 1,321,212 | - | 43,143,832 | 19,040 | 43,162,872 | 4,672,151 |
| 減価償却費 | (千円) | 2,929,470 | 34,287 | 41,243 | - | 3,005,001 | 3,534 | 3,008,535 | 215,929 |
| 減損損失 | (千円) | 842,806 | 15,079 | - | - | 857,885 | - | 857,885 | - |
| 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 | (千円) | 2,388,381 | 6,335 | 24,156 | - | 2,418,873 | - | 2,418,873 | 207,828 |
| 設備投資額 | (千円) | 2,388,381 | 6,335 | 24,156 | 207,828 | - | - | - | - |
| 従業員数 | pure | 1,940 | 28 | 34 | 41 | - | - | - | - |
| 平均臨時雇用人員 | pure | 444 | 6 | 8 | 24 | - | - | - | - |
株式会社ファインシンターの詳細情報
詳細な財務情報や監査報酬、役員構成などは以下からご確認いただけます。