日本発條株式会社(5991)のセグメント情報

有価証券報告書-第105期(2024/04/01-2025/03/31)に基づく日本発條株式会社のセグメント情報を掲載。

報告セグメントの概要

1 報告セグメントの概要
 当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
 当社生産本部を基礎とした製品別セグメントから構成されており、「懸架ばね」、「シート」、「精密部品」、「DDS(ディスクドライブサスペンション)」及び「産業機器ほか」の5つを報告セグメントとしております。
 当社は、2024年5月15日開催の取締役会において、2024年度から2026年度までを対象とする「2026中期経営計画」を決議致しました。  当該中期経営計画を踏まえ、資源配分に係る意思決定、業績管理区分及びマネジメントへの報告体制をより経営実態に適した形に見直し、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を従来の「懸架ばね」、「シート」、「精密部品」及び「産業機器ほか」から、「懸架ばね」、「シート」、「精密部品」、「DDS(ディスクドライブサスペンション)」及び「産業機器ほか」に変更しております。
 なお、前連結会計年度のセグメント情報は、変更後のセグメントの区分に基づき作成したものを開示しております。
 各報告セグメントに属する主要な製品は次のとおりであります。

報告セグメント

主要製品

懸架ばね

コイルばね、板ばね、スタビライザ、アキュムレータ、トーションバー、スタビライザリンク、スタビリンカーほか

シート

自動車用シート、シート用機構部品、内装品ほか

精密部品

HDD用機構部品、線ばね、薄板ばね、モーターコア、ファスナー(ねじ)、精密加工品ほか

DDS

HDD用サスペンション、半導体検査用プローブユニットほか

産業機器ほか

半導体プロセス部品、セラミック製品、ばね機構品、配管支持装置、金属基板、駐車装置、セキュリティ製品、照明器具、ゴルフシャフト、船舶用電子リモコンほか

報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額の算定方法
 報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。
 セグメント間の内部売上高又は振替高は、市場実勢価格に基づいております。

セグメント別財務情報

項目 単位 懸架ばね シート 精密部品 DDS 産業機器ほか 全社(共通) 報告セグメント 調整額
外部顧客への売上高 (百万円) 169,107 303,908 101,992 111,511 115,179 - 801,698 -
セグメント間の内部売上高又は振替高 (百万円) 1,870 77 2,643 -1,019 13,570 - 17,143 -17,143
売上高 (百万円) 170,977 303,985 104,635 110,491 128,750 - 818,841 -17,143
全事業営業利益又は全事業営業損失(△) (百万円) 464 11,227 4,289 26,673 9,505 - 52,160 -
資産の部 (百万円) 141,598 137,246 96,813 66,418 126,516 - 568,593 127,747
減価償却費 (百万円) 5,451 5,260 5,236 6,448 4,118 - 26,515 2,809
減損損失 (百万円) 319 - 111 - - - 431 -
持分法適用会社への投資額 (百万円) 3,223 7,355 4,293 - - - 14,872 -
有形固定資産及び無形固定資産の増加額 (百万円) 6,324 6,472 7,937 4,307 12,691 - 37,733 2,518
研究開発費 (百万円) 4,654 6,697 3,897 2,006 2,647 - - -
設備投資額 (百万円) 6,324 6,472 7,937 4,307 12,691 - - -
従業員数 pure 3,978 4,351 3,235 2,464 3,022 903 - -
平均臨時雇用人員 pure 822 452 476 825 258 23 - -