三井金属株式会社(5706)のセグメント情報

有価証券報告書-第100期(2024/04/01-2025/03/31)に基づく三井金属株式会社のセグメント情報を掲載。

報告セグメントの概要

1.報告セグメントの概要 (1)報告セグメントの決定方針 当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。 当社は、本社に製品・サービス別の事業本部を置き、各事業本部は、取り扱う製品・サービスについて国内及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。 従って、当社は、事業本部を基礎とした製品・サービス別のセグメントから構成されており、事業活動の内容及び経営環境に関して適切な情報を提供するため、経済的特徴及び商品・サービス等の要素が概ね類似する複数の事業セグメントを集約した「機能材料事業」、「金属事業」、「モビリティ事業」及び「その他の事業」の4つを報告セグメントとしております。 (2)各報告セグメントに属する製品及びサービスの種類 各セグメントの主要製品は以下のとおりであります。

セグメント

主要製品等

機能材料

銅箔(キャリア付極薄銅箔、プリント配線板用電解銅箔等) 機能粉(電子材料用金属粉、酸化タンタル等) 電池材料(水素吸蔵合金等) スパッタリングターゲット(ITO等) セラミックス製品

金属

亜鉛、鉛、銅、金、銀、資源リサイクル

モビリティ

排ガス浄化触媒 自動車用ドアロック ダイカスト製品、粉末冶金製品

その他の事業

伸銅品、パーライト製品、各種産業プラントエンジニアリング

報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額の算定方法 報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、在外子会社等の収益、費用及び資産の本邦通貨への換算処理の取扱いを除き、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。 在外子会社等の収益、費用及び資産の本邦通貨への換算処理の取扱いについては、主に予算作成時において想定した為替相場に基づいた数値であります。 事業セグメントの利益は経常利益をベースとした数値であります。 セグメント間の内部収益及び振替高は、市場実勢価格に基づいております。

セグメント別財務情報

項目 単位 機能材料 金属 モビリティ その他の事業 全社(共通) 事業セグメント合計 調整額
外部顧客への売上高 (百万円) 146,347 247,416 203,633 94,061 - 691,458 20,885
セグメント間の内部売上高又は振替高 (百万円) 7,104 47,407 1,277 29,028 - 84,817 -84,817
売上高 (百万円) 153,451 294,823 204,911 123,089 - 776,276 -63,931
経常利益又は経常損失(△) (百万円) 25,210 44,455 14,698 2,879 - 87,244 -10,834
資産の部 (百万円) 127,891 266,147 160,424 82,858 - 637,321 20,622
減価償却費 (百万円) 7,807 11,977 7,017 1,252 - 28,055 5,135
のれん償却額 (百万円) - 140 - - - - -
受取利息 (百万円) 90 98 573 85 - 848 -161
支払利息 (百万円) 366 658 1,239 159 - 2,424 191
持分法投資利益又は損失(△) (百万円) - 2,987 - 1,637 - 4,625 -7
減損損失 (百万円) - - 2,817 - - - -
持分法適用会社への投資額 (百万円) - 32,152 - 22,672 - 54,824 -124
有形固定資産及び無形固定資産の増加額 (百万円) 6,876 12,775 4,830 1,314 - 25,795 5,571
研究開発費 (百万円) 2,753 827 3,127 45 8,868 - -
設備投資額 (億円) 68 127 48 13 55 - -
のれんの償却額及び負ののれん償却額(△) (百万円) - 140 - - - 140 -
従業員数 pure 2,972 2,376 4,781 1,249 719 - -
平均臨時雇用人員 pure 167 198 614 81 45 - -