大和工業株式会社(5444)のセグメント情報

有価証券報告書-第106期(2024/04/01-2025/03/31)に基づく大和工業株式会社のセグメント情報を掲載。

報告セグメントの概要

1 報告セグメントの概要 当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び実績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。  当社グループは、マザー工場である国内事業を基盤に、需要が堅実な市場や、今後インフラ投資の伸びが期待できる新興国に生産・販売拠点を持つ地産地消型の事業活動を展開しております。また、主な事業である鉄鋼事業については、国内においては、ヤマトスチール株式会社が、海外においては、現地法人であるサイアム・ヤマト・スチールカンパニーリミテッド(タイ)及びPTガルーダ・ヤマト・スチール(インドネシア)が、それぞれ担当しております。各社はそれぞれ独立した経営単位であり、取り扱う製品について各国・地域における包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。 従って、当社グループは生産・販売体制を基礎とした事業・地域別のセグメントから構成されており、「鉄鋼事業(日本)」、「鉄鋼事業(タイ)」、「鉄鋼事業(インドネシア)」及び「軌道用品事業」の4つを報告セグメントとしております。 なお、各報告セグメントの主な製品・サービスは次のとおりであります。

[ 鉄 鋼 事 業(日 本)]

H形鋼、溝形鋼、I形鋼、鋼矢板、縞H形鋼、造船用形鋼、鋳鋼品、 船舶製缶、重機械加工

[ 鉄 鋼 事 業(タ イ)]

H形鋼、溝形鋼、I形鋼、鋼矢板

[ 鉄 鋼 事 業(インドネシア)]

H形鋼、溝形鋼、等辺山形鋼

[ 軌 道 用 品 事 業 ]

分岐器類、伸縮継目、NEWクロッシング、接着絶縁レール、脱線防止ガード、 タイプレート類、ボルト類


(報告セグメントの変更等に関する事項) 当社及び当社の連結子会社であるサイアム・ヤマト・スチールカンパニーリミテッドは、2024年5月31日付で、インドネシアのPTヌサンタラ・バジャ・プロフィルの株式80%を共同で取得しました。また同社は、同日付でPTガルーダ・ヤマト・スチール(GYS)へ商号変更いたしました。 当社グループは生産・販売体制を基礎とした事業・地域別のセグメントを構成していることから、「鉄鋼事業(インドネシア)」を新たに報告セグメントに追加いたしました。 なお、GYSにおきましては、第1四半期連結会計期間末より連結開始のため、業績は第2四半期連結会計期間から反映しております。

報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

2 報告セグメントごとの売上高、利益、資産、その他の項目の金額の算定方法 報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。  報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。 セグメント間の内部売上高又は振替高は、主に市場価格や製造原価等に基づいております。

セグメント別財務情報

項目 単位 鉄鋼事業(日本) 鉄鋼事業(タイ) 軌道用品事業 鉄鋼事業(インドネシア) 全社(共通) 報告セグメント その他 事業セグメント合計 調整額
外部顧客への売上高 (百万円) 59,514 69,115 8,725 27,966 - 165,322 2,945 168,268 -
セグメント間の内部売上高又は振替高 (百万円) 686 169 - - - 856 - 856 -856
売上高 (百万円) 60,201 69,284 8,725 27,966 - 166,178 2,945 169,124 -856
全事業営業利益又は全事業営業損失(△) (百万円) 5,961 5,345 1,430 3,787 - 16,524 297 16,822 -5,329
資産の部 (百万円) 69,905 76,298 9,778 77,100 - 233,082 22,716 255,798 401,682
減価償却費 (百万円) 2,568 4,623 361 1,533 - 9,087 73 9,161 186
のれん償却額 (百万円) - - - 793 - 793 102 895 -
有形固定資産及び無形固定資産の増加額 (百万円) 9,956 3,364 486 305 - 14,112 59 14,171 2,125
研究開発費 (百万円) 38 - 93 - - - - - -
従業員数 pure 386 767 126 1,123 129 - 54 - -
のれん (百万円) - - - 13,392 - 13,392 503 - -