株式会社EduLab(4427)のセグメント情報

有価証券報告書-第10期(2023/10/01-2024/09/30)に基づく株式会社EduLabのセグメント情報を掲載。

報告セグメントの概要

1.報告セグメントの概要
 当社の報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
 当社グループは、当社グループのサービス別のセグメントから構成されており、テスト等ライセンス事業、教育プラットフォーム事業、テストセンター事業、AI事業及びテスト運営・受託事業の5つを報告セグメントとしております。
 テスト等ライセンス事業は、語学を中心とした試験サービス・学習サービスを大学等の教育機関、民間企業、個人等に提供しております。主なサービスは、学校や企業向けの英語能力判定テスト「CASEC」、大学受験向け英語4技能テスト「TEAP CBT」、小学校低学年の児童や幼児向けの英語テスト「英検 Jr.」等があります。
 教育プラットフォーム事業は、主に「英ナビ!」の会員データベースを基盤とした広告事業や、各種オンライン学習サービスを提供しています。なお、教育プラットフォーム事業につきましては、主に当社子会社が特定の顧客に対して提供する語学ラーニングツールの利用に関するライセンス契約が、期間満了日である2023年3月31日付けで終了したことにより不採算となったため、当社グループは、2024年3月末をもって当該事業から撤退しました。
 テストセンター事業は、公平・公正な環境下でCBTテストの実施を可能とするテストセンターを全国に設置し、各種資格・検定試験のCBT受験に、テストセンターを提供しております。
 AI事業は、自社で研究開発したAI技術を用いたサービス・製品の提供を行っております。主に、教育分野以外にも活用できるAI-OCR商品の「DEEP READ」と汎用レコメンドエンジンの「CAERA」、教育業界向けのオンライン試験監督システム「CheckPointZ」、ChatGPTを活用したAI自動採点ソリューション「DEEP GRADE」を提供しております。
 テスト運営・受託事業は、テストの問題作成・システム構築・管理・運営・採点等に関するサービスを提供しております。問題作成から印刷、配送、採点、集計、分析、システム構築まで、テストの実施・運営に必要な機能を提供しています。主な顧客として、学力調査事業を実施する国・地方公共団体等の公的機関や大学等の教育機関で、国内では当社連結子会社の株式会社教育測定研究所がサービスを提供・運営しています。

報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
 報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な 事項」における記載と同一であります。  報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。

セグメント別財務情報

項目 単位 テスト等ライセンス事業 教育プラットフォーム事業 テストセンター事業 AI事業 テスト運営・受託事業 全社(共通) 報告セグメント 調整額
外部顧客への売上高 (千円) 774,133 477,061 3,153,315 293,587 2,443,786 - 7,141,884 -
セグメント間の内部売上高又は振替高 (千円) - - 60,754 41,480 - - 102,235 -102,235
売上高 (千円) 774,133 477,061 3,214,069 335,067 2,443,786 - 7,244,119 -102,235
全事業営業利益又は全事業営業損失(△) (千円) 93,372 -86,212 368,716 25,901 217,737 - 619,515 -945,261
減価償却費 (千円) 260 147 9,987 12,857 821 - 24,073 5,164
のれん償却額 (千円) - - 68,944 - - - 68,944 -
平均臨時雇用人員 pure 17 - 571 2 408 10 998 -
従業員数 pure 94 - 41 14 58 42 207 -
顧客との契約から生じる収益 (千円) 774,133 477,061 3,153,315 293,587 2,443,786 - 7,141,884 -
減損損失 (千円) - - - 202,584 - - 202,584 -