株式会社野村総合研究所(4307)のセグメント情報

訂正有価証券報告書-第55期(2019/04/01-2020/03/31)に基づく株式会社野村総合研究所のセグメント情報を掲載。

報告セグメントの概要

1. 報告セグメントの概要

当社グループ(当社及び連結子会社をいう。以下同じ。)における事業セグメントは、その独立した財務情報が入手可能であり、マネジメントが経営資源の配分の決定及び業績の評価に定期的に使用しているものです。当社グループは、主たるサービスの性質及び顧客・マーケットを総合的に勘案して区分しており、そのうち次の4つを報告セグメントとしています。


(コンサルティング)

経営・事業戦略及び組織改革等の立案・実行を支援する経営コンサルティングのほか、ITマネジメント全般にわたるシステムコンサルティングを提供しています。


(金融ITソリューション)

主に証券業や保険業、銀行業等の金融業顧客向けに、システムコンサルティング、システム開発及び運用サービスの提供、共同利用型システム等のITソリューションの提供を行っています。


(産業ITソリューション)

流通業、製造業、サービス業や公共向けに、システムコンサルティング、システム開発及び運用サービス等のITソリューションの提供を行っています。


(IT基盤サービス)

主に金融ITソリューションセグメント及び産業ITソリューションセグメントに対し、データセンターの運営管理やIT基盤・ネットワーク構築等のサービスを提供しています。また、様々な業種の顧客に対してIT基盤ソリューションや情報セキュリティサービスを提供しています。このほか、ITソリューションに係る新事業・新商品の開発に向けた研究や先端的な情報技術等に関する研究を行っています。

報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

2. 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額の算定方法


報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載とおおむね同一です。報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値です。セグメント間の内部売上高又は振替高は市場実勢価格に基づいています。

セグメント別財務情報

項目 単位 コンサルティング 金融ITソリューション 産業ITソリューション IT基盤サービス 全社(共通) 報告セグメント 事業セグメント合計 調整額
外部顧客への売上高 (百万円) 38,572 273,571 178,490 38,239 - - 528,873 -
セグメント間の内部売上高又は振替高 (百万円) 1,040 3,366 2,947 100,593 - - 107,946 -107,946
売上高 (百万円) 39,612 276,937 181,438 138,833 - - 636,820 -107,946
全事業営業利益又は全事業営業損失(△) (百万円) 9,515 35,034 19,719 18,454 - - 82,724 454
資産の部 (百万円) 23,644 165,157 115,158 69,795 - - 373,755 159,395
減価償却費 (百万円) 82 13,044 6,252 9,279 - - 28,658 1,756
のれん償却額 (百万円) - 620 2,544 - - 3,164 3,164 -
減損損失 (百万円) - 1,424 959 - - 2,383 - -
持分法適用会社への投資額 (百万円) 78 741 5,034 200 - - 6,054 -
有形固定資産及び無形固定資産の増加額 (百万円) 116 11,058 11,855 5,732 - - 28,763 703
設備投資額 (百万円) 116 11,058 10,885 5,732 703 - - -
研究開発費 (百万円) 824 1,984 781 714 - - - -
従業員数 pure 1,221 5,149 3,954 2,235 719 - - -
平均臨時雇用人員 pure 130 1,906 974 792 69 - - -
のれん (百万円) - 2,204 18,205 - - 20,409 - -