株式会社ダイセル(4202)のセグメント情報

有価証券報告書-第159期(2024/04/01-2025/03/31)に基づく株式会社ダイセルのセグメント情報を掲載。

報告セグメントの概要

1.報告セグメントの概要 当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定および業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。 当社は、「戦略ビジネスユニット(SBU)」を中心とする組織を採用しており、各SBUが国内及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。 したがって、当社は「メディカル・ヘルスケア事業」「スマート事業」「セイフティ事業」「マテリアル事業」「エンジニアリングプラスチック事業」の5つを報告セグメントとしております。 報告セグメントにおける主要製品は、以下の通りです。 <主な製品>

セグメント

主要製品名

メディカル・
ヘルスケア事業

光学異性体分離カラム、健康食品素材 他

スマート事業

カプロラクトン誘導体、エポキシ化合物、半導体レジスト材料、
電子材料向け溶剤、機能フィルム 他

セイフティ事業

自動車エアバッグ用インフレータ、電流遮断器 他

マテリアル事業

酢酸および酢酸誘導体、アセテート・トウ、酢酸セルロース、化粧品原料 他

エンジニアリング
プラスチック事業

ポリアセタール樹脂、PBT樹脂、液晶ポリマー、水溶性高分子、
各種合成樹脂加工品 他

その他

水処理用分離膜モジュール、運輸倉庫業 他

報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

2.報告セグメントごとの売上高および利益または損失、資産、その他の項目の金額の算定方法 報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と同一であります。 報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。 セグメント間の内部収益および振替高は、主に市場価格や製造原価に基づいております。

セグメント別財務情報

項目 単位 メディカル・ヘルスケア事業 スマート事業 セイフティ事業 マテリアル事業 エンジニアリングプラスチック事業 全社(共通) 報告セグメント その他 事業セグメント合計 調整額
外部顧客への売上高 (百万円) 14,438 37,314 97,620 183,404 247,986 - 580,764 5,767 586,531 -
セグメント間の内部売上高又は振替高 (百万円) 1 137 - 12,980 179 - 13,299 14,302 27,601 -27,601
売上高 (百万円) 14,439 37,451 97,620 196,385 248,165 - 594,063 20,069 614,133 -27,601
全事業営業利益又は全事業営業損失(△) (百万円) 261 -780 3,931 29,626 27,006 - 60,045 965 61,011 -
資産の部 (百万円) 15,427 38,659 130,651 229,891 325,812 - 740,442 5,694 746,137 67,693
減価償却費 (百万円) 1,015 2,565 6,933 18,791 9,387 - 38,693 619 39,313 1,639
のれん償却額 (百万円) 18 - - - - - 18 - 18 -
減損損失 (百万円) - 1,642 - - 5,411 - - - - -
持分法適用会社への投資額 (百万円) - - - 10,087 5,801 - 15,889 - 15,889 -
有形固定資産及び無形固定資産の増加額 (百万円) 880 1,990 10,736 9,953 43,235 - 66,796 304 67,101 2,359
研究開発費 (百万円) 2,654 5,016 7,201 3,460 7,308 - - 289 - -
設備投資額 (百万円) 880 1,990 10,736 9,953 43,235 - - 304 - -
従業員数 pure 314 304 4,647 650 2,852 1,383 8,767 1,028 - -
平均臨時雇用人員 pure 390 45 207 43 250 244 935 255 - -
のれん (百万円) 66 - - - - - - - - -