報告セグメントの概要
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、サービス別の事業部を置き、各事業部のサービスについて包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しています。
したがって、当社グループは事業部を基礎としたサービス別のセグメントから構成されており、「マーケットプレイス」及び「エージェント」の2つを報告セグメントとしております。
「マーケットプレイス」は、個人の知識・スキル・経験に基づくサービスを売買するスキルのマーケットプレイス「ココナラスキルマーケット」、一人ひとりにあった弁護士が見つかる検索メディア「ココナラ法律相談」等を運営しております。
「エージェント」は、ITフリーランスと企業の業務委託案件をつなぐ「ココナラテック」、優秀なアシスタントがビジネスをサポートする月額制サービス「ココナラアシスト」、トップクリエイターと企業のマッチングを創出する「ココナラプロ」等を運営しております。
(報告セグメントの変更)
当連結会計年度より、当社グループの事業内容の類似性及び全体に占める割合の程度に照らして当社グループでの経営管理方法の見直しを踏まえ、経営実態に関する情報をより適切に開示するため、事業セグメントを集計する報告セグメントの区分方法を見直し、従来の「メディア」を「マーケットプレイス」と統合いたしました。なお、前連結会計年度のセグメント情報についても、変更後の区分により作成したものを記載しております。
また、第3四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分方法を一部変更しており、従来「エージェント」セグメントとして集約していた複数の事業のうち、ココナラ募集(継続型)について、「マーケットプレイス」セグメントとして開示しております。ココナラ募集(継続型)のサービスでは、「エージェント」セグメントに属するココナラアシスト事業の案件も取り扱っていることから、当初は「エージェント」セグメントに集約される形で管理されておりました。ココナラ募集(継続型)は急速に拡大しており、その量的重要性も増していく見込みであるとともに、プラットフォームでのマッチングを行うその事業の性質に鑑み、「エージェント」セグメントよりも「マーケットプレイス」セグメントとして管理することが適切と考え、最高意思決定者が業務上の意思決定及び業績評価に用いる報告資料の見直しを行ったものであります。なお、前連結会計年度のセグメント情報については、量的重要性が低いことから、変更後の区分への組替再表示は行っておりません。
報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表を作成するために採用される会計方針に準拠した方法であります。
報告セグメントの利益は、営業利益又は営業損失ベースの数値であります。
セグメント別財務情報
| 項目 | 単位 | マーケットプレイス | エージェント | 報告セグメント | その他 |
|---|---|---|---|---|---|
| 外部顧客への売上高 | (千円) | 5,720,718 | 3,690,065 | 9,410,783 | - |
| 営業収益 | (千円) | 5,720,718 | 3,690,065 | 9,410,783 | - |
| 全事業営業利益又は全事業営業損失(△) | (千円) | 555,411 | -278,923 | 276,488 | -20,367 |
| 減価償却費 | (千円) | 32,174 | 32,477 | 64,651 | - |
| のれん償却額 | (千円) | - | 87,938 | 87,938 | - |
| 従業員数 | pure | 195 | 24 | - | - |
| 平均臨時雇用人員 | pure | 6 | 0 | - | - |
| 顧客関連資産償却費 | (千円) | - | 60,971 | 60,971 | - |
| のれん | (千円) | - | 919,735 | - | - |
株式会社ココナラの詳細情報
詳細な財務情報や監査報酬、役員構成などは以下からご確認いただけます。