報告セグメントの概要
1 報告セグメントの概要
(1) 報告セグメントの決定方法
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。 当社は、製品やサービスの特性や製造方法、製造過程に基づき、「化学品事業」及び「各種塩事業」を報告セグメントとしております。
(2) 各報告セグメントに属する製品及びサービスの種類
「化学品事業」では、苛性ソーダ、合成塩酸、次亜塩素酸ソーダなどの水資源関連・医療・食品等の分野で漂白や殺菌用に利用されるクロール・アルカリ製品をはじめ、浄水場やプール水の衛生管理に利用される塩素系殺菌・消毒剤、工場排水や下水排水などに利用される水処理凝集剤、リサイクル技術によって生成され、様々な製造処理工程にて用いられる硫酸など、多種多様な無機工業製品を幅広く取り扱っております。機能化学品の分野においては、各種食品の日持ち向上剤として使用される酢酸ナトリウムなどの食品添加物やグルコサミンなどの健康食品の製造・販売と、医療機器の洗浄剤、樹脂等の添加剤の受託製造業務を行っております。また、農薬の製造・販売分野では、土壌殺菌剤(くん蒸剤)として畑地をクリーンにする農薬の一つとして、農作物の広い分野で使用されております。 「各種塩事業」では、食品をはじめとして生活や産業の様々な分野で利用されている「塩」の中でも高品質でコストパフォーマンスに優れた「天日塩」の製造・加工・販売を行っており、各種需要に応じた安定的な供給に努めております。
報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載とおおむね同一であります。また、報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。 なお、セグメント間の内部売上高又は振替高は、市場実勢価格に基づいております。
セグメント別財務情報
| 項目 | 単位 | 化学品事業 | 各種塩事業 | 全社(共通) | 報告セグメント | 事業セグメント合計 | 調整額 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 外部顧客への売上高 | (百万円) | 16,346 | 4,553 | - | - | 20,900 | - |
| セグメント間の内部売上高又は振替高 | (百万円) | 0 | 120 | - | - | 120 | -120 |
| 売上高 | (百万円) | 16,347 | 4,674 | - | - | 21,021 | -120 |
| 全事業営業利益又は全事業営業損失(△) | (百万円) | 2,108 | 359 | - | - | 2,468 | -1,162 |
| 資産の部 | (百万円) | 12,437 | 1,898 | - | - | 14,335 | 8,136 |
| 減価償却費 | (百万円) | 721 | 154 | - | - | 875 | 261 |
| 減損損失 | (百万円) | 38 | - | - | - | - | - |
| 持分法適用会社への投資額 | (百万円) | 254 | - | - | - | 254 | - |
| 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 | (百万円) | 750 | 143 | - | - | 893 | 661 |
| 平均臨時雇用人員 | pure | 47 | 1 | 3 | 48 | - | - |
| 従業員数 | pure | 164 | 35 | 55 | 164 | - | - |
| 設備投資額 | (百万円) | 750 | 143 | 661 | - | - | - |
南海化学株式会社の詳細情報
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