株式会社シャノン(3976)のセグメント情報

有価証券報告書-第24期(2023/11/01-2024/10/31)に基づく株式会社シャノンのセグメント情報を掲載。

報告セグメントの概要

1.報告セグメントの概要
 当社グループの報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
 当社グループは、サブスクリプション事業、イベントクラウド事業、メタバース事業、及び広告事業を展開しています。
 サブスクリプション事業は、主にBtoB(Business to Businessの略。企業を相手とした事業のことを意味します。)企業に対して、『SHANON MARKETING PLATFORM』のクラウドでの提供を軸に顧客企業のマーケティング業務の効率化・自動化等の支援、同サービス利用顧客企業のマーケティング戦略の立案・支援、メール・Webサイト等のマーケティングコンテンツの作成、効果分析、運用代行等のコンサルティングサービスを提供する事業であります。
 イベントクラウド事業は、多くの出展企業を集めた大規模なイベントや展示会、企業によるプライベートショーにおいて、『SHANON MARKETING PLATFORM』を使った申込受付管理やバーコード・QRコード来場者認証、アフターフォローのメール運用等をワンストップで効率的に実現するクラウドサービスの提供に加えて、iPadでのアンケート、イベント用モバイルアプリ等、各種デジタルデバイスを活用したイベント・展示会等の開催・運営支援を行う事業であります。
 メタバース事業は、連結子会社である株式会社ジクウが開発するメタバースイベントプラットフォーム『ZIKU』を提供する事業であります。
 広告事業は、集客増の「オーディエンスターゲティング」、再訪促進の「リターゲティング」、サイトの閲覧状況により最適なダイナミック広告を配信する「ダイナミックリターゲティング」の機能を有する『SHANONアドクラウド』やデジタル広告の運用・コンサルティングを提供する事業であります。

報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
 報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表において採用している方法と概ね同一であります。報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。

セグメント別財務情報

項目 単位 サブスクリプション事業 イベントクラウド事業 メタバース事業 広告事業 全社(共通) 報告セグメント 調整額
外部顧客への売上高 (千円) 2,417,384 482,673 39,180 267,503 - 3,206,743 -
セグメント間の内部売上高又は振替高 (千円) 239 - 8,540 6,208 - 14,988 -14,988
売上高 (千円) 2,417,624 482,673 47,721 273,711 - 3,221,732 -14,988
全事業営業利益又は全事業営業損失(△) (千円) 266,042 43,426 -18,817 -36,627 - 254,023 -305,647
資産の部 (千円) 682,220 261,990 11,463 20,203 - 975,878 1,193,604
減価償却費 (千円) 94,487 27,003 9,522 6,488 - 137,503 12,228
のれん償却額 (千円) 11,169 - - 47,961 - 59,130 -
減損損失 (千円) - - 37,298 41,248 - - -
有形固定資産及び無形固定資産の増加額 (千円) 64,373 45,112 764 49,505 - 159,754 3,913
従業員数 pure 187 31 3 15 18 - -
平均臨時雇用人員 pure 39 1 1 - - - -
のれん (千円) 79,114 - - - - - -