ハウス食品グループ本社株式会社(2810)のセグメント情報

有価証券報告書-第79期(2024/04/01-2025/03/31)に基づくハウス食品グループ本社株式会社のセグメント情報を掲載。

報告セグメントの概要

1.報告セグメントの概要
 当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務諸表が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定および業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
 当社の事業戦略においては、国内における「香辛・調味加工食品事業」と「健康食品事業」では、既存領域の強化と新規領域の展開に取り組んでおります。また、「その他食品関連事業」をはじめとする各報告セグメントとの連携を図りながら、成熟市場のなかで新しい価値の創出に努めております。
 「海外食品事業」では、米国・中国・アセアンにおける事業拡大のスピードアップと収益力強化に取り組み、事業拡大を図っております。
 「外食事業」は、国内外でのカレーレストランの運営を通じて、カレーの世界をさらに広げるべく取り組んでおります。
 食材の輸出入販売や運送事業をはじめとする「その他食品関連事業」では、事業の最適化と各社の機能強化の追求によるグループ総合力の向上に努めております。
 従って、当社はこれらの事業戦略における事業領域を基礎として、「香辛・調味加工食品事業」、「健康食品事業」、「海外食品事業」、「外食事業」、「その他食品関連事業」の5つを報告セグメントとしております。

報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額の算定方法
 報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。
 報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。セグメント間の内部売上高および振替高は市場実勢価格に基づいております。
 当連結会計年度より、各報告セグメントおよび全社に帰属する資産について、第八次中期計画より資本コストを意識した経営に向けてROIC(投下資本利益率)を導入したことに伴い、各報告セグメントおよび全社に帰属する資産の配分方法の見直しを行っております。
 なお、前連結会計年度のセグメント情報については、変更後の配分方法に基づいて算定しております。

セグメント別財務情報

項目 単位 香辛・調味加工食品事業 健康食品事業 海外食品事業 外食事業 その他食品関連事業 全社(共通) 報告セグメント 事業セグメント合計 調整額
外部顧客への売上高 (百万円) 126,249 16,536 61,815 60,830 49,827 - 315,257 315,257 161
セグメント間の内部売上高又は振替高 (百万円) 5,153 507 591 155 4,577 - 10,985 10,985 -10,985
売上高 (百万円) 131,402 17,043 62,407 60,986 54,405 - 326,242 326,242 -10,824
全事業営業利益又は全事業営業損失(△) (百万円) 12,816 2,437 3,044 3,604 1,235 - 23,136 23,136 -3,132
資産の部 (百万円) 138,235 21,004 86,793 77,168 26,603 - 349,803 349,803 85,271
減価償却費 (百万円) 4,586 433 3,667 3,038 588 - 12,312 12,312 628
のれん償却額 (百万円) - - 855 273 - - 1,128 1,128 -
減損損失 (百万円) - - 5,042 498 - - 5,540 - -
有形固定資産及び無形固定資産の増加額 (百万円) 5,468 1,113 2,047 4,532 570 - 13,731 13,731 1,187
従業員数 pure 2,499 233 1,466 1,235 684 549 - - -
平均臨時雇用人員 pure 681 8 27 1,899 1,988 23 - - -
のれん (百万円) - - 1,644 2,090 - - 3,734 - -