江崎グリコ株式会社(2206)のセグメント情報

有価証券報告書-第120期(2024/01/01-2024/12/31)に基づく江崎グリコ株式会社のセグメント情報を掲載。

報告セグメントの概要

1.報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、注力領域・事業を基礎とした製品・サービス並びに地域別のセグメントから構成されており、「健康・食品事業」、「乳業事業」、「栄養菓子事業」、「食品原料事業」、「国内その他事業」及び「海外事業」の6つを報告セグメントとしております。
「健康・食品事業」・・・健康関連商品、レトルト食品、アイスクリーム等を製造・販売しております。
「乳業事業」・・・乳製品、洋生菓子、アイスクリーム等を製造・販売しております。
「栄養菓子事業」・・・チョコレート、ビスケット等を製造・販売しております。
「食品原料事業」・・・小麦たん白、加工デンプン、着色料やファインケミカル素材等を製造・販売しております。
「国内その他事業」・・・直営店舗事業、オフィスグリコ事業、卸売販売事業、食料品等製造・販売、情報システム保守・運用等を行っております。
「海外事業」・・・海外においてチョコレート、ビスケット、アイスクリーム等を製造・販売しております。

報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、棚卸資産の評価基準を除き、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。
棚卸資産の評価基準については、一部、収益性の低下に基づく簿価切下げ前の社内振替高により評価しております。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。
セグメント間の内部売上高及び振替高は、市場実勢価格に基づいております。

(有形固定資産の減価償却方法の変更)
 「会計上の見積りの変更と区別することが困難な会計方針の変更」に記載のとおり、有形固定資産(リース資産を除く)の減価償却の方法については、従来、当社及び国内連結子会社は主として定率法を採用しておりましたが、当連結会計年度より定額法に変更しております。
 この変更により、従来の方法と比べて、当連結会計年度のセグメント利益が「健康・食品事業」で213百万円、「乳業事業」で1,166百万円、「栄養菓子事業」で385百万円、「食品原料事業」で38百万円、「国内その他事業」で71百万円それぞれ増加しております。

セグメント別財務情報

項目 単位 健康・食品事業 乳業事業 栄養菓子事業 食品原料事業 国内その他事業 海外事業 全社(共通) 報告セグメント 調整額
外部顧客への売上高 (百万円) 46,682 56,077 64,737 13,934 67,381 82,316 - 331,129 -
セグメント間の内部売上高又は振替高 (百万円) - - - 319 12,944 - - 13,264 -13,264
売上高 (百万円) 46,682 56,077 64,737 14,253 80,325 82,316 - 344,394 -13,264
全事業営業利益又は全事業営業損失(△) (百万円) -167 -6,368 5,199 2,090 -2 8,388 - 9,139 1,926
資産の部 (百万円) 38,040 61,293 54,970 7,670 18,690 57,286 - 237,951 139,820
減価償却費 (百万円) 2,914 5,011 4,078 180 767 3,508 - 16,462 292
のれん償却額 (百万円) - - - - 236 82 - - -
減損損失 (百万円) 0 36 1 - 10 23 - - -
有形固定資産及び無形固定資産の増加額 (百万円) 3,134 5,389 4,386 230 795 3,830 - 17,766 137
研究開発費 (百万円) 1,497 1,328 1,245 334 - - - - -
設備投資額 (億円) 6 45 8 1 15 28 - - -
従業員数 pure 441 670 735 198 744 1,986 789 - -
平均臨時雇用人員 pure 417 678 940 11 619 578 173 - -
のれん (百万円) - - - - 1,535 231 - - -