マルハニチロ株式会社(1333)のセグメント情報

有価証券報告書-第81期(2024/04/01-2025/03/31)に基づくマルハニチロ株式会社のセグメント情報を掲載。

報告セグメントの概要

1.報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会及び経営会議が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、「魚」をコアにした水産食品企業グループであり、同種の事業を同じ視点で評価できる組織体系を構築し、バリューチェーンの強化を図るため、「水産資源」、「食材流通」及び「加工食品」の3つを報告セグメントとしております。
「水産資源」は、漁業、養殖、北米の豊富な水産資源を背景とした水産物の加工・販売を行っております。
「食材流通」は、水産物の調達及び市場流通を含む販売や、水産商材、業務用食品商材、畜産商材及び農産商材を業態ニーズに応じ、顧客起点での商品提案を行っております。
「加工食品」は、冷凍食品、缶詰、フィッシュソーセージ、ちくわ、デザート、調味料、フリーズドライ製品、ペットフード、化成品等の製造・販売を行っております。  なお、従来、報告セグメントについては、「水産資源」、「加工食品」、「食材流通」及び「物流」の4つを報告セグメントとしておりましたが、当連結会計年度より、「水産資源」、「食材流通」及び「加工食品」の3区分に変更しており、事業ユニットの編成についても、併せて見直しを行っております。
 「水産資源」については、海外ユニットを廃止し、北米ユニットを新設するとともに、アジア事業(ペットフード、加工事業等)を「加工食品」の加工食品ユニットに移管しております。
 「食材流通」については、加工食品ユニットより農産関連事業を移管するとともに畜産ユニットの名称を農畜産ユニットに変更しております。また、「水産資源」より水産商事ユニットを移管しております。
 前連結会計年度のセグメント情報は、変更後の区分方法に基づき作成したものを開示しております。

報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。
報告セグメントの利益は営業利益をベースとした数値であります。
セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。

セグメント別財務情報

項目 単位 水産資源 加工食品 食材流通 全社(共通) 報告セグメント その他 事業セグメント合計 調整額
外部顧客への売上高 (百万円) 252,607 175,692 630,283 - 1,058,583 20,048 1,078,631 -
セグメント間の内部売上高又は振替高 (百万円) 23,364 16,353 15,308 - 55,026 8,479 63,506 -63,506
売上高 (百万円) 275,971 192,046 645,592 - 1,113,610 28,527 1,142,137 -63,506
全事業営業利益又は全事業営業損失(△) (百万円) 1,586 13,462 13,305 - 28,354 3,791 32,145 -1,764
資産の部 (百万円) 197,380 153,773 228,605 - 579,758 63,574 643,333 37,878
減価償却費 (百万円) 6,259 4,359 2,940 - 13,559 2,374 15,933 1,395
のれん償却額 (百万円) 433 1,038 158 - 1,630 9 1,640 -
減損損失 (百万円) 903 121 278 - - - - -
持分法適用会社への投資額 (百万円) 8,560 1,142 8,108 - 17,811 1,544 19,355 1,596
有形固定資産及び無形固定資産の増加額 (百万円) 8,392 3,991 2,970 - 15,354 5,710 21,065 978
設備投資額 (百万円) 8,392 3,991 2,970 978 - 5,710 - -
研究開発費 (百万円) 680 329 612 - - - - -
従業員数 pure 2,271 5,801 3,020 533 11,092 829 - -
平均臨時雇用人員 pure 1,244 8,658 2,932 103 12,834 109 - -
のれん (百万円) 1,971 3,140 591 - - 24 - -