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株式会社イー・ロジットに関する継続企業の前提に関する注記情報

有価証券報告書-第25期(2023/04/01-2024/03/31)
(継続企業の前提に関する事項)

 当社グループは、前事業年度まで2期連続して営業損失を計上し、当連結会計年度において重要な営業損失、経常損失及び親会社株主に帰属する当期純損失を計上した結果、当連結会計年度末において債務超過になるとともに現金及び預金が大幅に減少いたしました。このような状況から、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しております。当社グループは、安定的な黒字基盤を確立し健全な財務体質を確保することを最優先課題として、以下の対応策を実施してまいります。

 

1.売上高・売上総利益の向上及びFCの自動化による収益性の向上

 当社グループの主要な事業であるBPOサービス事業において、デジタルマーケティング及びコンタクトセンターの領域に精通する企業との連携を強化し、当社グループが得意とするEコマース分野におけるフルフィルメントサービスを掛け合わせ、Eコマース領域におけるサービスをワンストップで提供することで収益性の向上を図ります。また、当社FCの生産性及びサービス品質向上のため、FCの自動化を進め、自動倉庫システム「RENATUS」の導入や、他のマテハン機器等の自動化設備の導入を推進し、自動化・省人化による大量出荷時の人件費抑制、生産性及び設備稼働率の向上を図ることで収益性の向上に努めます。

 さらに、他社との連携やFC自動化と並行して、大型新規案件の受注及び新規案件の大量出荷に耐えうるオペレーションの確立を構築してまいります。

 

2.新たなビジネスモデルの構築

 上記1.で記載した自動倉庫システム「RENATUS」の当社FCでの稼働に加え、当社FCを「RENATUS」ショールームとして活用することで、当社グループの顧客企業等への「RENATUS」の販売・保守を推進し、フルフィルメントサービス以外の新たなビジネスモデルの構築を図ってまいります。

 

3.固定費の大幅な削減

 当社グループでは、FCの坪数の適正化を検討し3拠点を閉鎖することにいたしました。これにより、固定費の中でも特に比率の大きい賃借料の削減を図ることができ、また既存の他のFCに経営資源を集約することにより業務効率の一層の改善と経費削減に努め、早期の収益性の改善を目指してまいります。

 

4.財務基盤の安定化

 2023年10月30日に発行した第6回新株予約権の行使が2023年11月に複数回行われ142,200千円を調達いたしました。また、当社の財務状態に鑑み、当社フルフィルメントセンターの閉鎖費用及び運転資金を機動的に調達するため、2024年6月25日開催の取締役会において当社と豊田Holdings株式会社との間で総額500,000千円の借入枠を設定することを決議し、契約を締結いたしました。詳細は、「1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な後発事象)」をご参照ください。今後も引き続き、経営基盤の再構築と債務超過の早期解消による経営安定化を目的として、増資を含めた資金調達を検討してまいります。

 

 しかしながら、上記の対応策が計画通り実現できるとは限らないことにより、現時点においては継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められます。

 なお、当社グループの連結財務諸表は継続企業を前提として作成しており、継続企業の前提に関する重要な不確実性の影響を連結財務諸表に反映しておりません。

 

四半期報告書-第25期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)

該当なし

四半期報告書-第25期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)

該当なし

四半期報告書-第25期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)

該当なし

有価証券報告書-第24期(2022/04/01-2023/03/31)

該当なし

四半期報告書-第24期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)

該当なし

四半期報告書-第24期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)

該当なし

四半期報告書-第24期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)

該当なし

有価証券報告書-第23期(令和3年4月1日-令和4年3月31日)

該当なし

四半期報告書-第23期第3四半期(令和3年10月1日-令和3年12月31日)

該当なし

四半期報告書-第23期第2四半期(令和3年7月1日-令和3年9月30日)

該当なし

四半期報告書-第23期第1四半期(令和3年4月1日-令和3年6月30日)

該当なし